2018年4月、石川県小松市(重機で有名なコマツの創業地)に「公立小松大学」が開学しました。
この大学は、従来からあった短大と看護大を統合・発展させるかたちで誕生したわけですが、ぼくがこの大学開学のニュースを見て一番驚いたのは、
「学食をあえて作らない」というポリシーを開学者である小松市役所が持っていることです。
「学食のない大学」・・・んーぼくなら行きたくない(笑)
小松市によると、学食を作らなければ、設置コストが大きく下がること、地元商店街の利用客増など波及効果が大きいとのことでした。
ただ、この公立小松大学は駅前の立地とはいえ、
学生にとって毎日500円以上のランチ代は正直厳しくないでしょうか。
学生や教員だけでなく、ぼくたち大学職員も普段何気なく利用している学食。
当たり前に利用していますが、実は学食が利用できることも大学職員になるメリットなのかなと小松大学のニュースを見ていて感じました。
学食のメリット
大学職員に転職して昼食に困ったことがありません。
ぼくはお弁当を持参したりもしますが、持ってこなかった日は必ず学食で食べます。
前職では、社員食堂はなかったので、オフィス街の飲食店に出かけて食べてました。
ただ、混んでいたらお昼休憩が「ご飯を食べて終わり」になるので、休んだ気がしません。
オフィスの外に出るのが正直面倒なのと、移動に時間がかかります。
かといって毎日コンビニ弁当では飽きてしまいます。
この点、「学食がある」というのは本当にメリットだと気づきました。
だって、ボリューム満点定食が400円くらいです。味噌汁なんて30円くらいです。
メニューも定食から麺、丼など多種多様です。
例えば、簡単な計算をしてみると、
1000円のランチを毎日食べた場合と、500円のランチを食べた場合で、
年間のランチ代がどれだけ違うのかというと
1000円×20日(1か月勤務)×12か月=240,000円
500円×20日×12か月=120,000円
10万円以上も差が出ます。浮いた10万円で海外旅行に行けちゃいますね。
学内にあるので、移動も大変ではないので、ご飯を食べた後もしっかり自分の時間を確保できます。(ぼくはお昼寝派)
学食は、大学職員に転職する実は大きなメリットかもしれません。
デメリット
ただ、学食のデメリットもあります。
基本的に学生が利用するので騒がしいのと、4月や10月など、新学期が始まった直後は大学が学生で溢れかえるので、当然学食も学生で溢れてます…
混雑が嫌なので、時差でお昼休憩を30分前倒ししたりする人もいます。
いかがでしたか。
学食は誰でも利用できるところが多いので、
学外の方でも利用できます。
もし近くに学食があれば一度利用してみてください。