大学職員の面接でも頻出の質問
「最後に何か伝えたいことはありますか?」
みなさんなら何と答えますか?
実は、長年大学職員の面接官をしてきた友人(詳しくはプロフィールへ)いわく、
(一概には言えませんが)面接官の評価が高いと行う質問のひとつ
だと言うことでした!
でもダメな回答をしてしまうと一気に「不採用」になってしまうケースもあり、注意が必要です。
この記事では、「最後に伝えたいことは?」という質問の意図や回答方法などについて、自分の経験もベースにお伝えします。
さらに、採用側の視点も友人監修で伝えています。
ぜひ参考にしてみてください!
大学側が聞きたいこと
大学側がこの質問で聞きたいと思っていることは、
② 最後のアピール機会を提供したい
③ 大学職員としての熱意や働きたい意欲の最後の確認
最後のPRチャンスが来た!と思って全力で活用しましょう。
では採用側は具体的にどんなことを聞きたいのでしょうか。
これまでの面接で聞けなかったことを話してもらいたい
面接は時間が限られており、特に複数名の面接官で時間を分けるため、「もっと質問したい(聞きたい)」と思っても時間がない場合があります。
また、面接官も自分が聞きたいと思った事でも、相手の長所をきちんと聞けているかわからないため、最後に「何か言っておくことは?」という質問で、面接官も受ける側もお互いの消化不良を解消してもらうという意味もあります。
受ける側も、言えなかったことを伝えられる絶好のチャンスですね!
最後のアピール機会を提供したい
面接がひと通り終わり、面接官が受験者のための時間をとる場合があります。
自身が納得できる形で終わることができるよう、精一杯のPRをしましょう。
このためだけに自己PRを作っておいてもいいと思います。ぼくは30秒くらいのものを作っていました。
間違っても「特にありません」で終わらないようにしましょう。絶対にやってはならない回答です。
大学職員としての熱意や働きたい意欲の最後の確認
最後のアピール機会と重なる点もありますが、面接官が「迷っている」可能性があります。
つまり、その候補者を採用にするのか他の候補者でいくのか、「んーどっちがいいかな」と思っていた場合、「最後の一押し」で決まる場合があります。
最後のPR機会です。これまで準備してきたことを全て出し切るつもりでアピールしましょう!
また、「本日はありがとうございました」などの御礼も忘れずに!
回答例をひとつ示したいと思います。
多様性を尊重しつつ、今後◉年間で産学の連携を◉倍にする御学(貴学)の目標に、〜〜という自身の強みを活かして貢献したいと考えております。御学(貴学)が第一志望です。よろしくお願いいたします。本日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になりましたら嬉しいです!