30歳で私大職員に転職したkenseeです。
このブログでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。
2020年の春選考(4月〜6月)もいよいよ大詰めになってきました。
今年は新型コロナの影響から、選考スケジュールがやや後ろ倒しになっている中で、在宅勤務もあり、家で志望動機や自己PRをみっちり作成するなど対策を進めやすい環境にはあったのかな?と思います。皆さんはどうでしたでしょうか?
そんな中で、今年多くの大学が導入したのが「WEB選考」です。
従来であれば、会場での筆記試験や、クレペリン検査、論文試験などの選考がある大学が多いですが、今年は多くの大学がWEBでの選考を進めています。
面接もWEBで、という大学もあったようですが、今年は上記のような適性検査の選考をWEB選考に置き換えた大学も少なくないです。むしろ秋選考(9月〜11月)ではかなりの大学が導入するのではと思います。
で、大学職員のWEB選考で導入が進んでいるのが「TAP検査」と言われるものです。
関関同立、日東駒専などの超大手大学での導入も進んでいるものですが、あまりメジャーではないかと思います。
(ただ、既に2020年春選考でも複数の大学でTAP検査が行われたのを確認済み)
就活の適性検査といえば、SPIや玉手箱などが有名ですよね。
ですので、TAP検査について多くの受験生が対策しておらず、また問題の特性上「難しい」というのもポイントなので、少し頭に入れておくだけでグーンと他者よりリードできるかもしれません。
もしこれから受ける大学の選考内容に「WEB検査」があれば少し注意しておきましょう。
TAP検査の内容
では、TAP検査とは何か。
ぼく自身は受けたことがないものの、少し内容を調べてみましたので概要を書いておきます。
詳細は参考書などでご確認いただくとして、「どのような問題(系統)が出るのか」くらいの傾向は掴んでおきましょう。
なお、TAP検査とひとつに言っても問題の傾向(方式)は色々あるので、注意が必要です。
総合タイプ
能力問題(言語・数理・論理)と性格検査(職務バイタリティ・対人的側面・行動的側面)から構成。一般的な適性検査の問題です。
能力問題の対策方法としては、参考書をザッと解いたりです。SPIに近いですが、難易度が高いので不安な方は対策をしておいた方が良いでしょう。
性格検査はこんなイメージ(下記は関西学院の問題)ですので、対策しようがないのですが、「一貫性」と「チームワーク」を意識して解くと良いと思います。
性格タイプ
受検者の職務に関わる性格や特性のみを検査。
短縮タイプ
総合タイプの半分の時間で能力問題と性格検査を実施する。
本屋さんに行って色々と問題集を漁ってきましたところ、レビュー評価も含めてぼくだったらこれをとりあえず1冊やっておくと思います!
参考になれば幸いです!