人工知能の登場が大学学部の壁をぶち壊す?

こんばんは。

30歳で私大職員に転職したkenseeです。

このサイトでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。

今日はサクッと読める「大学業界ネタ」を書きたいと思います。

 

ぼくたち日常生活にも、当たり前に浸透してきました「人工知能(AI)」ですが、大学にもその波はどんどん押し寄せて広がってきました。

以前、大学職員 vs 人工知能(AI)という記事を書きましたが、AIはそれ以外でも確実に「大学のあり方」を変革する可能性があると思います。

例えば、AIの活躍によって、「情報系」の研究が盛んに行われるようになりました。

これは、関連するプロジェクトや企業との共同研究が盛んに行われるためなのですが、大学主催でAI関連のイベントやセミナーを開催するとほぼ毎回定員オーバーになるほどです。

昨今の研究では、「文系」「理系」の垣根なく、研究者同士や企業が、お互いの研究のために「文理」でタイアップする例は珍しくありません

中でも、特にAIの活用が進み「文理のごちゃ混ぜ」がさらに進んだように感じます

例えば、情報処理やデータ解析は、従来であれば情報系の「理系」分野の研究でしたが、AIを使った情報処理やデータ解析は、歴史資料の解析からマーケティング情報分析まで、「文系」の研究でも当たり前に使われるようになりました。

逆も当然あります。データの解析や分析だけを行なっているだけでは、理系情報系の研究としては不十分になっており、データをどう活用したら良いかといった社会科学的な文系視点での研究も不可欠になっています。

最近では、滋賀大学のデータサイエンス学部(情報学+マーケティング)や、宮崎大学の地域資源創成学部(経営学+生物学,ICT教育)、九州大学は文理融合がベースとなるカリキュラムの「共創学部」を2018年4月に新設しました。

より複雑化する社会課題に対して、「文系だから」「理系だから」の考え方ではなく、「どうすれば課題を解決できるのか」をあらゆる知恵を総動員して突き詰めていく、という流れは今後ますます強くなっていくでしょう。

大学職員として、このような文理融合の動きに何ができるのか。

ひとつの例でしかありませんが、「研究者同士をつなぐこと」だとぼくは思っています。

研究者は日々の業務や研究に忙殺され、意外にも仲間作り・ネットワーク作りを自ら進める機会がない!という話を聞きました。

確かに大学にいると、大型プロジェクトや大企業とうまく組んでいる研究者でなければ、なかなか横のつながりを作る機会はなさそうで、そこをうまく大学職員(ぼくの部署は「連携」がミッションなので)がサポートできないかと考えました。

そこで、「だったら全学部の研究者が交流するイベント」でもやってみるか!ということで、ぼくのチームのミッションとして取り上げて頂き、若手研究者の大交流会を企画しました。

色々な関係者や、外部の方(企業や行政)のサポートもあり、盛大に終えることができ自身としては大満足でした!

ここでも、文系・理系問わず研究者同士の意見交換や、「◉◉のプロジェクトを一緒にやろう」などの話も出ていたようで、ますます「文系理系の垣根なく研究が進むのは良いこと」だなあと思った次第です。

 

大学職員の面接では、こうした「業界に対する質問」も聞かれます。

しっかり準備して、自分の言葉で「意見」を言えるようにしておきましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、良いお年をお迎えください!

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