30歳で私大職員に転職したkenseeです。
このブログでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。
「大学職員の面接って正直何が聞かれるのかわからない!不安!」
という方も多いのではないでしょうか。
ぼくも転職活動をしていた時は、「どんな質問が来るんだろう…」と相当な不安を覚えた記憶があります。
ですが、いくつかの大学を受けていく中で、「絶対に聞かれる質問」というものがわかってきました。(あ、これ前に別の大学でも聞かれたぞ、という感じ)
つまり「転職・中途採用の方に必ず来る質問」が存在することがわかりました!
この記事では、そんな転職・中途採用の方に絶対に質問される項目を6つまとめてみました。
どのような趣旨なのか、どのような回答をすべきなのか、事前にしっかり準備しておくことで、面接での印象をグッと上げることができます。
ぜひ参考にしてもらえれば嬉しいです。
「前職での経験は?」
転職・中途採用など社会人に対して大学側が期待するのは「即戦力」です。
これまでの社会人経験で
①どのような組織で
②どのような役割を担い
③どのような仕事をしたか
④そこで何を学んだのか
の4点をきっちり答えられるようにしておきましょう。
あなたが大学職員としてどのような仕事をしてくれるか、面接官がこれまでの社会人経験から読み解いてきます。
そのため、どの大学も1次選考(1次面接)は、この質問の深堀りで終わるケースがほとんどでした。
「なぜ大学職員になりたいのか?」
大学職員は「楽そう」「給料も良さそう」「安定感ありそう」という世間のイメージがついてしまっています。
このような理由で大学職員に転職をしてくる人がいることを大学も前提に考えており、その本気度を見ています。
「なぜ大学職員になりたいの?」という質問は、
①大学職員を目指したきっかけ・動機
②数ある大学の中でも、なぜウチの大学なのか?」
という2つの意味が聞かれています。
この2つは「志望動機」とのリンクも必要です。
「大学職員としてどんな仕事がしたいのか?」
大学職員の仕事を理解していることが前提で、この質問がきます。
つまり、
① 大学職員の仕事を理解しているか(調べてきたか)
② 担ってみたい仕事を選んだ理由
③ 自分がその業務にどのように貢献するのか
大学の仕事という「特殊性」をしっかり理解すること
自分のスキルや経験を活かした大学職員の仕事が挙げられること
自分の役割が理解できることが
が重要になってきます。
「教育業界・大学業界についてどう思うか」
業界の動向を確認する質問も多かったです。
これまで全く教育業界に携わってこなかったぼくですが、「◉◉さんから見て、大学業界はどんなところですか?」のように「教育業界のことをしっかり分析してきてるよね?」という質問であると理解して答えました。
つまり、
①業界分析がきちんとできるか(問題把握能力)
②分析した上で、課題に対する提案ができるか
が聞かれています。
大学の業界情報ツール(サイト)を使って「話題のトピックス」を3つ用意し、
業界の現状・課題に対して、自分だったら何が貢献できるか
言えるように準備しておきましょう。
「本学以外に志望している大学はありますか?」
ホンネがタテマエか、大人の駆け引きの質問です。
結論から言いますと、「他校も受けている」ことをしっかり理由も含めて答えるべきです。
この質問は、
①本学の志望の本気度
②大学職員という転職の軸がブレていないか
③内定を出しても来てくれるか
この3点が聞かれています。
熱意をしっかりアピールしたい質問です。
「最後に言いたいことはありますか」
最後の最後に聞かれる質問です。
この質問の意図は、
① これまでの面接で聞けなかったことを話してもらいたい
② 最後のアピール機会を提供したい
③ 大学職員としての熱意や働きたい意欲の最後の確認
この6つの質問リストには、必ずご自身で一度、答えを考えてみましょう。
それぞれの質問に対する詳細は、各リンクページで詳しく書きましたので、こちらも参考にして頂ければ嬉しいです。