30歳で私大職員に転職したkenseeです。
このブログでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。
このブログも100記事を超え、毎日たくさんの方に読んでいただけるブログとなりました。
大学職員を目指しておられる方への「自分自身の実体験に即した情報提供」をこれからもモットーに、ブログを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
さて、6月に入り大学職員の選考も進んでいきますが、一方で残念ながら次の選考に進めなかった方もいらっしゃると思います。
ぼく自身を振り返ってみると、初めて大学職員の選考を受けたのが「慶應大学」でした。
ほぼ対策も何もしないまま(仕事が多忙でできなかったです)、何が何だかわからずに受けていました。
奇跡的に書類選考、その後の面接もいくつかクリアしましたが、やはり根本的な対策ができていなかったので採用には至りませんでした。
その時を含めて、大学職員の選考が終わったら必ずやっていたことをご紹介したいと思います。
これは、面接で落ちてしまった後、次に活かす方法として非常に使えましたので、皆さんもぜひ参考にしてみてください。
面接を「次につなげる」ために
面接が終わった後は、ゆっくり過ごしたり飲みに行ったりと「息抜き」を真っ先に考えていたぼくですが…
まず、面接が終わったら一番にすること。
「面接の記録を残すこと」
です。
参考に、ぼくが使っていたチェックリストを記載しておきます。
☑️ 入室時、退室時の状況(マナーや印象は良かったか?)
☑️ 面接官の特徴(何名?どんな感じの印象の人か?男女比は?)
☑️ 面接官とのやりとりを全て書き出す
(自分がどう答えたかはできるだけ具体的に)
☑️ 自分の回答に対して面接官の反応が良かったところ、悪かったところ
☑️ 面接官との話が盛り上がったところ、そうでなかったところ
ここまでを面接の当日中(できれば終わってすぐ)にやっておきましょう。
そして、選考結果を待ちます。
ぼくは受かっていても、落ちていても面接の分析をやっていました。
面接に何が正解かは正直ないと思いますが、自分自身の行動をしっかりと振り返ること、回答の一貫性がしっかり保たれているかを確認していました。
やはり、面接となるとかなり緊張した状況で、頭が真っ白な状況でもあるため、論理的ではなく感情的な表現をしていたり、前に答えたことと違う内容のことを話していることもありました。
このようなミスをできるだけ分析して次に活かすことが重要です。
また、回答した内容が、面接シート(志望動機、自己PRなど)とズレていないかという観点で振り返ってみると、意外に違うことを言っていたりします。
このズレや一貫性の無さは、選考を受ける上でできるだけ早く解消した方がいいです。
大事なことがブレてる人なんて大学も採用しないでしょうから。。。
面接に「慣れる」ためには
このように面接は「振り返り」が非常に大切であると思います。
振り返ることで、イヤなことも思い出しますので、正直やりたくないのですが、失敗を活かさないと面接は上手くなりません。
もう一つ、面接を上手くなるためには「経験(回数)」が必要です。
やはり何でもそうですが、やっているうちに慣れて上手くなりますよね。
面接も同じです。
最も自分を伝えられる面接は、面接官との意思疎通が楽しめることらしいのですが、なかなか「楽しむ」まではいかなくても、普段の自分に近い適度な緊張感を持って面接に臨みたいところです。
ぼくは、何度か模擬面接をやりました。
利用していた転職エージェントさんに面接官役をやってもらい、それを映像で記録し、良かったところやダメなところを指摘してもらっていました。
映像で見てみると、すごく恥ずかしいのですが、かなり勉強になります。
面接官から見たらこんなひきつった表情してるのか・・・など落ち込むこともありましたが、それを次は意識するだけで改善が可能です。
あと、転職エージェントさんは、大学でどんな人材が求められているかの観点からもアドバイスをもらえたので、ありがたかったです。
転職エージェント以外にも、公共機関などでも模擬面接をやってくれるところもあります。
いかがでしたでしょうか。
このように面接は積み重ねが重要です。
分析、検証をしっかり行いましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。