[更新日:2024年11月13日]
大学職員の転職のためには、とにかく転職エージェントの活用が大きな近道です。
ここでは、実際にぼくが転職エージェントを活用した経験談や、なぜお勧めするのか、そこでわかった転職エージェント活用の3つのメリットをご紹介します。
☑️履歴書・エントリーシートの添削!大学内部の視点でチェックしてくれる!
☑️面接対策をワンツーサポート!模擬面接や面接官の観点からアドバイスしてくれる!
転職エージェントとは
まずは、「転職エージェント」って何をサポートしてくれるかご紹介します。
転職エージェントとは、登録をすると無料で転職アドバイスをあなた専属で行い、非公開の求人紹介から面接の調整、給与交渉などに至るまで転職に必要な様々なサポートをしてくれるサービスです。
えっ?無料?! なぜ無料だと疑問に思いませんか?
マイナビエージェントのHPには下記のとおり記載されています。
Q.なぜ無料でサービスを受けられるのですか?
A.マイナビエージェントの人材紹介サービスは、求人企業からの採用コンサルティングフィー(紹介手数料)で運営されております。ご登録から転職成功に至るまで、マイナビエージェントがご登録者さまに料金を請求することは一切ございません。
また、エージェント自身も、自分がサポートした人が企業に転職成功すると、企業から年収の20~30%にあたる成功報酬を得る(年収700万円で140~200万程度。大きいですね!)ので、利用者にはコストがかかりません。
エージェントを使う基本的な流れ
STEP1 求人情報収集・エージェント登録
まずは一歩を踏み出しましょう!この一歩が後の人生を大きく左右するかもしれません
→登録後は電話(またはメール連絡)がありますので、面談予約を取ります。
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STEP2 エージェントとの面談
実際にエージェントに会って、自分の特徴や経験、転職を目指している大学法人、目標とする年収などを伝えます。その情報を元に、エージェントが最適な大学法人の求人をいくつか探してくれます。
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STEP3 求人案件の紹介
エージェントから依頼者に適していると思われる大学法人の求人紹介を受けます。この中に、チャレンジしてみたいものがあればそのまま履歴書等の作成にとりかかります。なければ再度、エージェントが別の求人を探してくれます。
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STEP4 履歴書・職務経歴書などの添削
大学法人へ出すまでに、エージェントから履歴書等の添削を受けることができます。特に志望動機などの面接シートの添削は必ず行ってもらいましょう。
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STEP5 応募
いよいよ大学法人へ求人の応募を行います。非公開ということで、エージェント経由で応募する場合もあると聞きましたが、ぼくの場合は直接提出しました。
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STEP6 面接対策
書類選考の通過があると、大学法人から面接に来てくれと連絡があります。事前にエージェントから面接指導を受けることができるので、ぜひ利用しましょう!
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STEP7 大学法人との面接
実際の選考スタートです。大学法人の面接は数回あるところがほとんどで、ぼくも選考が進むにつれてエージェントに相談したり、次の面接指導を受けたりしました。
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STEP8 内定
大学から内定があった場合、内定されたことをエージェントに伝え、転職するかどうかを伝えます。内定辞退し、違う大学法人を目指すというケースも多いみたい(ぼくは3番目に決まったところに行きました)ですので、自分の意思をハッキリ伝えることが重要です。
転職エージェントのサポート内容
3つのメリットと実際使ってみたホンネを書きましたので参考にしてください!
⭐️キャリア紹介・求人紹介
一番重要な役割ですね。
一般には出ていない非公開求人というものがあり、求人企業とのつながりでエージェントが紹介案件を発掘します。
大学職員の場合は、教育分野にコネのあるエージェントが付くことになると思いますが、大学法人の求人案件の中でも、依頼者の特徴やこれまでの職務経験から、最適な大学法人の求人を紹介してくれます。
ぼくの担当してくれたエージェント(シンシアード)は、元教育業界大手企業出身の方で、総合大学を含めて様々な大学法人とのパイプを持っていました。
求人紹介だけでなく、各大学の社風、職場環境、職員の人柄などの絶対に外部に表れない情報も聞くことができたので、具体的に転職をイメージできたのが良かったです!
ぼくは、シンシアードから4つの大学法人の求人情報を紹介してもらえました。ちなみに、パソナは2つ、リクルートも2つでした。
この時点で、シンシアードとリクルートのエージェントに絞って情報をもらっていました。
絞ったのは、「エージェントの人柄」と「持っている情報量」が決め手です!
こちらのエージェントの方は、何といっても面接対策や志望動機の添削が本当に丁寧でした。連日メールでの相談や、必要に応じて電話やカフェでの相談にもすぐに乗ってくれました。
エージェントは「相談したいときにすぐ相談できる」というのが大きなメリットです。
また、「転職エージェントが自分に合わない」「結局自分に一番メリットのあるエージェントが知りたい」という方は「転職エージェントナビ」もおすすめです。ぼくも活用しました。
こちらは、「転職エージェントのマッチング」をしてくれます。エージェントとのミスマッチがないのでおすすめです!
こちらで紹介いただいたエージェントさんは中堅~小規模の大学法人の求人に強く、3つ紹介してもらえました。大手サービスでは紹介がなかった大学で、最終的に内定を辞退しましたが、「内定を持っている」という安心感で大手大学への転職活動ができたので良かったと思います。サブで登録しておくと良いでしょう。
*平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談してくれます
*エージェントさんの人柄が良かったです
*リクルート出身のエージェントさんが多く、面接対策はもちろん業界の情報まで本当に何でも相談してました
*この画像↑を見つけて思わずクリックしました。色々なサービスを利用しましたがやっぱり「合わない」エージェントさんはいます。
*そんな中でこのサービスはエージェントさんと転職希望者をマッチングしてくれます。自分に合ったエージェントさんを見つけることが最も転職への近道です。
⭐️履歴書・面接シートの添削
せっかく案件を紹介してもらえたのに、「書類選考」で落ちてしまっては何も出来ません。
リクルートのエージェントさんが教えてくれましたが、転職者のうち「応募書類の通過は20~30%」だそうです。転職者は仕事を続けながら準備をしているので、きちんと志望動機や自己PRが書けないまま、準備不足で提出しているようですね。
エージェントは、依頼者の強みを活かした応募書類の作成をサポートしてくれます。書類としての添削だけでなく、「大学は応募書類のどこを見ているのか」という視点でアドバイスしてくれたので、より大学職員としての適性をアピールできる応募書類が作成できました!ここまでの内容を無料でやってくれるのはありがたかった…
ぼくの場合は、本当に書き方がわからず書いていたので、若干下書きっぽいところまでサポートしてもらい・・・なんとか提出しました(笑)
★志望動機については、エージェントに教えてもらった書き方のアドバイスをこちらの記事でまとめてみました。
⭐️面接対策
ここまでは書類上のやり取りですが、実際に転職を成功させるには、大学法人の面接を受ける必要があります。
面接は緊張しますよね。ぼくも本番は相当緊張しましたが、面接は完全に「慣れ」です。慣れれば何とかなるものです!(ほんとに!)
エージェントは、希望する大学の人事担当者の人柄や面接で想定される質問なども把握しており、一人で行う転職活動では知れない「人事の内側」の情報も入手できます。
ぼくは緊張しがちで面接が苦手だったので、エージェントに人事担当者役となってもらい模擬面接を2回ほど行ってもらいました。とても参考になりました。
身だしなみのチェックをはじめ、受け答え、質問への答え方、しぐさなど、細かいところでもアドバイスをもらえたのが良かったです。
大学職員の面接は、事務職員という性質上「相手が求めている能力をPRする」ということに尽きます。そのため、民間のような能力を誇示するアピールでは採用されません。
ここのところは、何度もエージェントに訂正してもらいながら、「大学職員にふさわしい自分」を作っていくことが重要です。
★大学職員の面接で絶対聞かれる質問はこちらの記事でまとめています。
注意点・デメリット
ここまで良いこと尽くしのエージェント活用ですが、やはり注意しておくべきこともありましたので、その点もしっかりお伝えします。
エージェントも生活が懸かっている
エージェントも一人の人間で、労働者です。エージェントの報酬は「依頼者が転職に成功し、採用して報酬がもらえる」ので、何としても依頼者に転職をしてもらいたいがために
・転職を急がせるような営業をしてくる
・(より報酬が高い)金融や外資を紹介してくるエージェントもいる
・転職を決めるよう(上手い営業トークで)迫ってくる
には絶対気を付けましょう!!
対策
・1つのエージェントの意見だけを鵜呑みにしない(必ず複数のエージェントの意見を聞く)
・合わないエージェントはきっぱり断る!(担当者を変えてもらう)
長くなってしまいすいませんm(_ _)m
最後までお読みいただきありがとうございます!