[更新日:2020年9月1日]
30歳で私大職員に転職した@kenseeです。
このブログでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。
このブログを始めたのは、大学職員への転職情報が全然ない中でもぼくと同じように大学職員への転職に挑戦される方への情報提供やサポートができればと考えたからです。
実際、ブログを始めて1年になりますが、これまでたくさんの方からサポートの依頼やご相談をいただきました。
ご質問やご相談は、下記ブログのお問い合わせからお気軽にどうぞ!
さて、今日は「大学職員のストレス」について記事を書いてみました。
みなさんの職場でも、上司や取引先、先輩後輩などなど様々なストレスを感じておられるかと思います。
もし今の職場で抱えておられるストレスから大学職員になって解放されたい!とお考えの場合、本当に大学職員になればそのストレスから解放されるかどうかは正直わかりません。
ぼくも転職してわかったのですが、大学職員には大学職員なりのストレスがあります。
ストレスは、苦痛だと思うかどうかは、やはり個人によって違います。
仕事の進め方や上司との連携など、「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、「大学職員の実態」ってどうなのかは事前に知っておきたいところです。
そうしたことがないように、転職エージェントにそうした情報も含めて相談しておきましょう。ぼくが利用していたのはリクナビNEXT です。
大手リクルートの運営する転職サイトだけあって、安心です。
せっかく頑張って大学職員に転職したのに、今の会社よりストレス多い…なんてことにならないためにも、一度事前に自分が選考を受ける大学の情報を調べておきましょう。
さて、ここからは、ぼく個人が感じた「大学職員のストレス」について書いていきたいと思います。
一番のストレスは教員との調整?
大学職員は教員(教授など)との連携なくして仕事は進みません。
各種会議や委員会の議題調整や資料調整など、教員のOKをもらって仕事を進めることが多々ありますが、教員との調整はなかなか困難を伴うことが多いです。(教員によりますが…)
<過去にあったこと>
・教員と連絡が取れない
(電話も出ない、メールも返ってこない)
・教員で考える/行うべき仕事を平気で大学職員に押し付ける
・会議や委員会の前日(直前)になって、資料の修正や文句を言ってくる
・無駄に細かい
結論として、教員の中に一定数は大学職員を下に見下している方がいますね。
大学の中だけで生きてきたような人もいるので、そのような考え方になってしまうのだと思います。
学生対応もそれなりにストレス
皆さんも学生の頃を思い出してください。
証明書などの発行や履修登録など、学部事務室を訪れる経験ってありましたよね。
なぜか学生の中にも一定数います。
「大学職員を究極のサービス業と思って何でもしてくれると勘違いする」学生。
証明書の発行が遅い!(期間外なのに)なぜ履修登録できないのか!などなど
大学職員は、窓口でクレームを言ってくる学生の対応も普通にあります。
「先生に事務に言えばできると言われた」「友達はやってもらっていた」
と嘘をつく学生もいます。面倒です。
あまりやりたくないですが、学費を滞納している学生への対応もあります。
上司は当たりハズレが激しい
大学職員として働く人の中には、「一緒に働きたくない」と有名な人もいます。
(多分どの職場にもいますよね…)
仕事を押し付ける、怒鳴りまくる、超細かい指摘をしてくる などなど
大学職員でも心の病で休職している人もいます。
ぼくが一番嫌だなあと思った上司は、「指示がめちゃくちゃ曖昧」な人です。
「多分、想像だけどこんな感じの資料が求められると思うので、あなたのセンスで作っておいて」
いやいや、いつまでに?センスって何?どんな資料?
全くわからなかったですね。実際にこんな上司と一緒に働いたこともあります。
営業など数字が求めらる仕事は確かに少ないですが、こうした人間関係に悩む職員は結構います。
いかがでしたか。
大学職員なりの大変な仕事や人間関係もありますが、ストレスのない職場なんてないでしょうから、うまくかわして行きましょう!