こんばんは。
今日は、最近医学部問題で話題になっている「男女比」について、大学職員の場合はどうなのか?という実態を調査してみました。
※あくまでぼくの周囲の実態であったり、関連大学への調査を元にしています。ご参考に!
大学職員の男女比実態とは
大学職員の男女比を考える際、主に「採用時」(採用する際、男性・女性どちらが多いのか?)と、「職員構成」(職員全体の構成)を見て行きたいと思います。
⭐️採用時
いくつかの大学を例に具体的に見ていきたい思います。
①慶應義塾大学
男性 | 女性 | |
2017年 | 11名 | 13名 |
2016年 | 18名 | 18名 |
2015年 | 18名 | 17名 |
※新卒・既卒採用の合計(HP公表数字より)
とてもバランスがいいですね。2017年は若干女性が多いですが、ほぼ男女比は同じです。
②立教大学
男性 | 女性 | |
2018年 | 2名 | 0名 |
2017年 | 1名 | 2名 |
2016年 | 3名 | 1名 |
※新卒採用の合計(HP公表数字より)
こちらは採用者数が少なくあまり参考にできませんが、男女比は年により変化が大きいです。
2018年は女性0人なんですね・・・
③関西大学
男性 | 女性 | うち同大学出身者 | |
2018年 | 10名 | 8名 | 15名 |
2017年 | 3名 | 3名 | 6名 |
2016年 | 6名 | 10名 | 15名 |
※新卒・既卒採用の合計(HP公表数字より)
関西では、有名私大の「関西大学」です。HPの採用実績の掲載情報もかなり充実しています。
男女比では、こちらも年によって差があります。
また、付加情報として、大学出身者の採用数を掲載していますが、ほぼ出身者です(笑)
④大阪大学
男性 | 女性 | |
2016年 | 10名 | 27名 |
2015年 | 8名 | 19名 |
2014年 | 10名 | 17名 |
※新卒・既卒採用の合計(HP公表数字より)
国立大学の例ですが、阪大は突出して女性の採用が多いです。
採用担当の方とお話ししたことがありますが、一言「だって面接でも女性の方が男性より優秀ってのがわかるからね〜」ズバリとおっしゃっていたのが印象的でした。
(確かに男性より女性の方がしっかりした人多いですね・・・)
⭐️職員構成
①早稲田大学
合計数 | 男性 | 女性 | |
1,127 | 711 | 416 | ※2017年 |
やはり全体職員の構成(専任職員のみ)でいくと圧倒的に男性が多いです。
②東京工業大学
合計数 | 男性 | 女性 | |
487 | 252 | 235 | ※2017年 |
これは意外でした。男性が多い東工大ですが、事務職員でいうとほぼ半分です。
(ちなみに教員は92%が男性・・・)
③日本女子大学
合計数 | 男性 | 女性 | |
167 | 67 | 100 | ※2018年 |
これは予想通り。女子大ですので女性職員の方が多いです。
④立命館大学
合計数 | 男性 | 女性 | |
1,367 | 874 | 493 | ※2017年 |
早稲田大学と同じ傾向です。周囲を見ていて思うのは、女性はかなりの若い方がいるのは事実ですが、結婚や出産を機会に退職されるのも多く、そのような理由で総合大学は総じて男性が多くなるのかなと思います。
⑤東京大学(事務系職員)
合計数 | 男性 | 女性 | |
1,524 | 838 | 686 | ※2018年 |
参考までに国立大学の例です。やはり総合大学は男性の方が多いですね。
まとめ
☑️採用での男女比は年度・大学により偏りがあるのは事実
☑️大学によっては女性を積極的に採用しているところもある
☑️職員構成は、総合大学には総じて男性が多くなっている
☑️各大学ともに、男性・女性での採用、転職の有利不利はなさそう(無いと信じたい…)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!