大学職員の面接で転職組が絶対に聞かれる質問シリーズ「前職での経験」

大学職員での面接でよくある定番質問をシリーズ化して質問の意図やどのようなことを評価しようとしているのか、質問に対してどのような回答をすべきかを書いていきます!

まずは社会人経験の転職者が必ず聞かれるテッパン質問
「前職では何をやってきたのですか?」
という質問について考えたいと思います。

ポイント
☑️質問の趣旨を理解しよう! 
☑️社会人に求めるものは「即戦力」 
☑️志望動機とのリンクを! 
☑️大学職員としての「強み」を持っているか?

 

質問の趣旨を理解する


社会人が学生と異なるところは、当たり前ですが「社会に出て企業などの組織で仕事をすることを経験している」という違いがあります。
社会人に対して期待するのは「即戦力」です。

面接での評価するポイントは、
これまでの社会人経験で

①どのような組織で
②どのような役割を担い
③どのような仕事をしたか
④そこで何を学んだのか
の4点をきっちり答えられるかです。

あなたが大学職員としてどのような仕事をしてくれるか、面接官がこれまでの社会人経験から読み解いてきます。
そのため、この質問は、社会人経験者(転職組)が必ず聞かれる質問になります。
ぼくもあらゆる大学の1次選考では、ほぼこの質問の深堀で面接が終わりました(笑)

 

回答のポイント


どんな些細な経験でも、「こんな経験をしたんだ!」と誇りに思いましょう。
社会人のメリットは、組織として仕事をすることを知っているというのが強みです。

まずは自身の経験を膨らませていきます。

ここで気をつけるのは、志望動機や大学としてやりたい仕事とのリンクです。

例えば、営業経験があり、支店トップの営業成績を誇った!とアピールしたい人が、
大学職員として教員を支える裏方として仕事がしたい、と志望するとした場合、

営業で自分は支店トップの営業成績を誇った。
(なぜか)
誰よりも細かく相手の情報を調べ、徹底的に相手が好む資料作りや話のネタを準備した。
(組織では)
自分の仕事の進め方を組織で共有した結果、自分の所属する支店全体の売上貢献に繋がった
(何を学んだか)
仕事を進める上でしっかりとした準備が必要で、説得するための根拠や資料も大切
自分の成功を組織で共有することで、組織全体が良くなる

のようにストーリー性を持たせて回答することが重要です。

 

大学職員としての強み


社会人としての成果・経験を、「大学職員に向いています!」とアピールする必要があります。
様々な面接官がいるので、多少それぞれの面接官で評価が異なるところだと思いますが、ぼくはこの2点をしっかり意識していただければ、大学職員として求められている強みに応えられると考えています。

①組織人として向いている

大学は入試関係、広報、オープンキャンパスなどイベント企画運営など、「組織」で仕事をします。
これまでの経験で、「組織として」何か成功体験や得た事などを交えたエピソードを紹介してください。
自分個人で一人で何かをやり遂げた、という経験も十分すごい経験ですが、
「チーム」として成功に導いた能力は、大学職員(のみならず他の業種でも)で必ず必要とされます。

②与えられた仕事をきっちりとこなす

大学職員の仕事は、自らが考え、発案し、企画を上層部に通していくというスタイルのものは少なく、
どちからというと、上司や教員から頼まれたり、指示を受けて進める仕事が多いです。
そのため、お願いした仕事を最後までやり遂げてくれるか、という観点で、候補者を選抜してくる面接官もいます。
そのため、細かい情報収集や、丁寧な資料作りなど、説得できるエピソードも織り交ぜられると良いでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。
テッパン質問には、しっかり傾向を抑えて対策をしていきましょう!

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