こんばんは。
30歳で私大職員に転職したkenseeです。
このサイトでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。
さて今日は、大学職員になるために超えなければならない最初のハードル「書類選考」を通過するために、気をつけておくべき3つのポイントについて書きたいと思います。
まず、書類選考は全ての大学法人で必須であり、必ず通る道なのですが、「書類選考で落ちた」という人が意外にも多いのも事実です。
例えば、2018年度の関西大学の応募は776人だったそうですが、このうち何名が書類選考に進んだのでしょうか。
残念ながら実際のデータはありませんが、ぼく自身が受けた同志社大学の例で言えば、1次選考に進んだ人(書類審査を通過)はおよそ6割程度でした。
大学法人の採用を担当していた友人(詳しくはプロフィールをご参照)曰く、
書類選考の通過率は大学によりますがおおよそ6割〜7割くらい とのこと。
では、どんなポイントで審査がなされ、どんなポイントを気をつけなければならないのか、書いていきたいと思います。
(大学側の審査の話などは友人監修です!)
ちなみに!手前味噌で恐縮ですが、ぼくはこの方法を実践した結果、書類選考は全て通りました!
みなさんのお役に立てれば嬉しいです。
書類選考はネガティブチェック?
書類選考は、候補者を「書類上で審査する」という性質上、その人が大学職員に「適正なのか不適正なのか」の評価は難しく、どうしても形式的なチェックしかできません。
そのため、評価するというよりは「形式的にダメ」という書類を機械的に選別していくことになります。
例えば
☑︎ 年齢要件に合致していない
☑︎ 手書きの文字が読めない、雑
☑︎ 分量がスカスカ(500字のところ200字とか)
などはすぐに落とされます。
また、短期的に転職を2回以上繰り返しているなど、「ここが最終キャリア」と考えにくい人も大学により書類で落としているようです。
このようなネガティブチェックがなされるので、今一度、自分は当てはまっていないか注意してみましょう。
書類選考を乗り切るためには?
ネガティブチェックに当てはまらないのに落ちた!という人もいると思います。
そのような方に向けた「書類選考を通過するための3つのポイント」を書きたいと思います。
②志望動機・自己PRをしっかり書く
③第三者に見てもらう
①書類は見やすく、丁寧に、丁度いい分量を
結局は人間がチェックするものです。まず「見やすいか」を気をつけましょう。
あまりにも書きたい事が多くて文字を詰めて書いていませんか?
改行をきちんとしていますか?
段落の最初は1文字分のスペースをあけていますか?
ちょっとした事ですが、文書作成が業務の基本の大学職員ではそれらが当たり前にチェックされています。
②志望動機・自己PRをしっかり書く
書類選考は通ればいいものでもなく、通過すればその書類をベースに面接を受けていくことになります。
志望動機や自己PRなどは選考時にもチェックされるケースもあり、「ネットでコピぺしたなあ・・・」と思われるものや、うまく伝わらないものは落としてしまうケースもあります。
ですので、志望動機や自己PRは、しっかり書類選考までに完成させましょう!
③第三者に見てもらう
いくら自分で頑張って作っても、やはり他人から見てみると「ここはオカシイ」「これはどういう意味?」ということもあります。
必ず、自分以外の第三者に一度見てもらいましょう!
そうすることで緊張感も出ますし、評価されることで改善点も反映することができます。
ぼくは転職エージェントに何度も相談し、チェックしてもらいながら選考書類を作り上げました。
友人や家族に見てもらうのはちょっと恥ずかしかったのと、転職エージェントから大学法人の求人を紹介してもらっていた関係で、選考書類は一緒に作っていきましょうと言われていました。
結果的に、ひとりで抱え込んで考えるよりは効率的で、無駄なく進められたと思います。
転職エージェントに限らず、信頼できる方がいれば一度見てもらいましょう!
もし転職エージェントを活用するならば下記の3つがオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました!