こんばんは。
30歳で私大職員に転職したkenseeです。
このブログでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。
さて、本格的に春の選考(公募)が始まってきましたね!
転職を考えておられる方は怒涛の数ヶ月かもしれませんが、ここを乗り切って頑張りましょう!
この時期は公募での選考をスタートさせる大学も多いですが、誰もが気になるテーマについて今日は記事を書きたいと思います。
「大学の業務説明会への参加は選考に関係あるのか?」
転職活動をされている方は、仕事を続けながらの方がほとんどだと思います。
ぼくもそうでしたが、仕事を続けながらの転職活動はなんと言っても「スケジューリング」が難しいです。
面接などの選考日程も平日に組まれるケースが多いですし、どうしても会社を休まないといけない日が出てきます。
3月、4月は民間企業も大変忙しい時期で「なかなか仕事休めない…」と思う一方で、
職員公募に応募された方ならわかると思いますが、リクナビなどで応募が完了すると必ずと言っていいほど
「業務説明会の予約をしましたか?」とレコメンドがきますよね。。。
「説明会に行かないとそもそも書類選考を通過できないのでは…」と不安になる方も多いと思います。
結論から申し上げますと
「業務説明会に行かなくても選考課程には関係ない」
というのがホンネ(実話)です。
実はぼくもいくつかの大学からありがたいことに内定を頂きましたが、説明会には参加していません(笑)
(説明会に行った大学にはなぜか不採用になったりもしました笑。)
では、大学の業務説明会について詳しくみていきましょう。
行けるならば行こう!
選考には直接関係ない説明会ですが、もちろん「行けるなら行ったほうがいい」です。
特に新採(学生)の方は、時間も作ることができると思いますので、ぜひ行きましょう。
そして、大学が第一志望でも必ず民間企業や官公庁など他の業種の説明会にも参加しましょう。
説明会に行くと人事担当者さんの雰囲気や、大学の業務内容などを職員の方から直接話を聞くことができます。
やはり説明会に行くメリットはなんと言っても「やる気」が出ます(笑)
モチベーション維持のためにも、できれば参加することをオススメしますが、何度も言いますが選考には関係ナシです。
選考に直接関係ないものの…!?
とは言ってもやはり人事担当者もひとりの人間です。
業務説明会にまで来てくれた人とそうでない方がいれば説明会参加者を優遇するのでは?という疑問は消えませんよね。
大学法人の採用担当をしていた(異動で現在は他部署の)友人にも聞いてみましたが、
「来たかどうかすら見ていない場合もある」とのこと(笑)
ぼく自身も、面接などの選考過程で業務説明会の話が出たことはありませんでしたので、
選考には関係ないと判断して良さそうです。
ただ、選考には関係ないですが、説明会は、モチベーション以外にも参加して良かった点がたくさんありましたのでご紹介します。
まず、説明会のオーソドックスなパターンは、先輩職員が数名登壇し、現在の業務内容や苦労した事、よかった事などを話してくれます。
この先輩職員さんのお話された内容は、とても面接で役立ちました。
「あなたが大学職員だったら、この課題をどう解決しますか?」
というような質問を実際の面接でもよく受けましたが、うっすら記憶に残っていたこのような先輩方の体験談を参考にしながら、面接の受け答えをしたところもありました。
もうひとつは、「先輩職員に質問できるところ」だと思います。
ここで注意は、「目立とう!目立とう!」と意気込んではなりません!
小規模の大学であればその内容を記録している人事担当もいるかもしれませんが、大抵はスルーです。
ですが、受験者側にとっては、「激戦の大学職員の選考をくぐり抜けた経験者に直接質問できる機会」なんてそうそうありませんよね。(ブログなどでは質問もできますが)
ですので、「自分が大学職員の面接で受けたらどう答えようか迷っている」ような質問をあえてぶつけてみましょう。
例えば、
「大学職員は、学生や教員以外にも、企業やOBなど様々なステークホルダーと接する機会が多いと伺いましたが、〜〜さんがこれまでの経験で一番困難だった経験はどのようなものでしょうか?どうやって乗り越えられたのですか?」
などでしょうか。面接みたいにネチネチ聞くのは嫌がられますが、これくらいならセーフでしょう。
福利厚生や年収、休みは多いって本当ですか?などストレートな質問は極力控えましょう(笑)
最後に
おさらいします。
☑️ 大学の業務説明会は「行けるならば行った方が良い」
☑️ ただし、説明会の参加/不参加が選考に関係することはない
(補足)
大手の立命館大学などは、書類選考通過者を対象にした業務説明会を開催していました。(今年もあるかは不明)
2日間に分けて開催され、ぼくが参加した日には120名程度参加していました。
これは参加者の名前を控えられたり、質問の際は必ず氏名を言うなどわりとチェックされている感がありました。
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最後までお読みいただきありがとうございました!