さて、5月に入り大学職員の選考がどんどん本格化してきました。
関西の大手大学は4月にもう既に書類選考の結果が出ているところも多数あると思います。
そんな中、私立大学の雄、早稲田大学の既卒枠の公募が始まりました。(4/26〜5/22)
ぼく自身も早稲田大学にはチャレンジした経験もありますが、関東圏の大学職員を狙う方は、この早稲田は受けておいて損はないです!
理由はこれから説明しますが、最大のメリットは、大学職員の選考を「経験」できること。
早稲田は特に「難易度が難しい」とよく言われますが、早稲田の面接内容はいたってオーソドックスです。
(一部、英語で自己紹介など意味不明なものもありましたがイレギュラーだと思います笑)
基本的な質問や、受け答えがしっかりできていれば、必ず対応できるはず。
早稲田の面接を受けておくと、他の大学にも応用がききますし、何より「早稲田の面接受かった!」と自信がつきます。
なお、早稲田は4月に既卒枠の募集を行ったり、10月にも同様の公募を行ったりもします。
確か、ぼくが受けた際は、4月に新卒枠、10月に既卒枠だったかと思います。年によって異なるようですので、注意が必要です。
では、そのあたりの内容について自身の経験談を元にご説明していきます。
⭐️早稲田大学の公募ページはこちらから(早稲田大学HP)
⭐️早稲田大学の過去の選考内容・面接での質問などはこちらから
面接対策を仕上げられる
ぼく自身は、現在は関西の大学で勤務していますが、元々は社会人として東京都内で勤務していました。
そのため、大学職員になろうにも仕事を続けながらだったため、「まずは近場の関東圏の大学を受けてみるか」との思いで早稲田も選考を受けました。早稲田は出身大学でもありません。
かつてのぼくのように、「何となく大学職員を目指している人」もおられると思いますが、まずはどこでも良いので大学職員の選考を受けてみましょう。
最初から全て上手くいくわけがないので、感覚を掴んでください。
関東圏の大学職員を志望される方は、ぜひ早稲田は受けておきましょう。関西からの人は時間と資金的余裕があれば受けてもいいと思います。
その理由は、まず先ほど述べた「面接の経験」が挙げられます。
既卒の方であれば、ほとんどの方が今まで最低1回は面接というものを御経験されているかと思います。
面接は「慣れ」です。
回数をこなせばこなすだけ上達します。面接は準備が9割と言われますが、準備でほぼ決まっています。(あとは当日の雰囲気など)
転職エージェントや公的機関の面接相談など、模擬面接をできるだけこなしましょう。
しかし、やはり「本番」は違います。雰囲気が違います。
大学職員の選考(面接)は何回受けたとしても無料です。タダでリスクゼロでチャレンジできるならやらない選択肢はないでしょう!
で、なぜ早稲田を受けた方が良いか。面接内容がかなりオーソドックスです。
基本的な質問や受け答えなど、どの大学でも聞かれてもおかしくない質問がどんどん来ます。つまり、早稲田の対策をしておくと、どの大学でも応用がききます。
オーソドックスな質問なのですが、質問の中身(深さ)や切り返しがやはり鋭いので、準備していないとすぐにボロが出ます。
そのため、早稲田の面接をクリアしようとするならば、相当な準備ができているはずです。それはつまり、オーソドックスな質問には的確に答えられるレベルにまで来ているはずです。
他の大学でも勿論オーソドックスな質問はどんどん来るので、その面接対策はすでにあなたは早稲田の選考を経過することで準備できているということです。
⭐️オーソドックスな質問についてはこちらの記事でもまとめてみましたので、ご参照ください。
書類選考は様式自由!?
早稲田の書類選考は、履歴書(出身大学や前職などをかくもの)の様式は定まっているものの、志望動機や自己PRなどは様式自由となっています。
実際に、2019年の募集要領では
- 職務経歴書および自己PR書は、A4判片面・各1枚・横書き・各々1,000字程度の自由書式。枚数の超過は一切認めません。必ず各1ページにまとめてください。
となっており、ぼくもこれを見たとき「えっ?なにこれ?」と思いました。
様式自由と言われても困りますよね。
でもよく考えてみてください。(ここでワル知恵が働きます)
「他の大学で使ったESをパクってしまおう」
ぼくはそれで出しました(笑)
もちろん、志望動機などはきちんと分けて書く必要がありますが、自己PRやこれまでの頑張った経験など、どの大学でも聞かれる項目は使い回しがききます。
志望動機は改めて考える必要があるためちょっと手間ですが、でもリスクゼロです。出せるなら出しておいて損はありません。
そして、せっかく出すなら書類選考は通過したい、と思うのが人間のサガです。
他の大学で使ったESをブラッシュアップする機会にするのもよし、本気で書類選考を通過すべく徹底的に仕上げるのもよし、うまく早稲田の選考を「大学職員の選考」という観点から活用しましょう。
ここで自己PRなどの項目を仕上げておくと、後々すごく楽になります。
また早稲田以外の大学でももちろん志望動機以外は使い回せるので、選考がうまくいけば書類さえ出せばいいという状況を作り出せます。
ぼくは早稲田を受けたおかげてその後の選考に弾みがついたので、受けた方がいいとオススメできるのですが、必ずしも早稲田ではなくてもいいのは事実です。
要するに、「どこでもいいので本気で書類選考を仕上げて、本気で面接対策する大学を作った方がいい」というのがお伝えしたかったことです。
そういう意味でも、早稲田の面接はとてもオーソドックスですし、本気でチャレンジするにはオススメです。ぜひ頑張ってみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。