最近の大学業界について、IoT・AIブームの流れが大学にもどんどんきています。
転職サイトを覗いてみると、ここ最近特に「IT」に特化した専任職員のオファーが増えてきました。
【2019年7月1日〆切】学校法人明治大学
大学図書館基盤システムの運営管理を担う【SE・サーバー運用】
【2019年7月12日〆切】 国立大学法人東京医科歯科大学
【〆切未定】学校法人栗本学園 名古屋商科大学
なぜIT事務職が大学で必要なのか
AIといえば、英オックスフォード大のマイケル・オズボーン准教授と野村総研の研究結果が有名ですが、ぼくたち事務職員も含めて将来的に約600もの職業がAIにより代替されるらしいです。まだまだアナログな事務処理を行っている大学はすぐにAIが仕事を奪うなんてことは現実的に不可能でしょうけど。
ただ、大学事務にAIを含めたIT導入は避けられません(というかもっと進めてほしいです)が、重要なことは「ITを使いこなす人材が圧倒的に不足している」ということです。
エクセル、ワードさえきちんと使いこなせない人もいる中で、そもそもシステムの運用・管理ができる人材が大学には少なすぎます。
これは、民間経験者で大学に転職した同僚はほぼみんな口にしてますね…
ですので、こうしたITに特化した事務職員のオファーが増えることは当然の流れだと言えます。
これからますます大学においては「IT系事務職」のニーズが高まっていくでしょう。
事例では、近畿大学が面白い取り組みを進めています。AIを活用したバーチャルTA(ティーチングアシスタント)に関する実証を行い、効果があったようです。
ITスキルを選考でPRしたい
もしあなたがIT関係の仕事に携わったことがあるなら、ITスキルを存分に活かした志望動機や自己PRを作ってみましょう。
まさしく大学が欲しい人材です。
他の候補者と差別化を図ることができれば、かなり良いです。
例えば、
IT関係の仕事に携わったことがない方でも、書けるものがあれば履歴書のスキル欄にITの経験を書きましょう。(よくあるのはMOSとかが多い)
ただし、無理に書く必要はないですよ。ぼくは何も書いてません(笑)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。