大学職員に転職するべき人はこんな人!現役大学職員が感じた「大学が欲しいと思う人材」の3つの特徴とは?

[更新日:2020年4月14日]

「大学職員に転職したい」
「大学職員の仕事がしてみたい」

このサイトでは、このような疑問や興味を持つ方にぼく自身の経験やノウハウをお伝えし、少しでも転職に際しての不安解消や効率よく転職活動を進めてもらうために記事を書いています。

ぼくは30歳で私立大学職員に運良く転職できました。

転職活動は結果が全てですが、その結果を出すのはなかなか簡単ではありません。

ですが、大学職員への転職には「情報」が命であり、逆に言えばこれらの情報をしっかり得る事が出来れば、一気に内定が近づきますよ!

ぼくは転職エージェントを利用して大学職員への転職活動を進めました

転職活動をする上で、有益な情報を得る一番の近道だろうと思います。
⭐️転職エージェントを使ってみた感想などはこちらをご覧ください。

この記事では、そんなエージェントからの情報や、ぼく自身が体験してわかった「大学が欲しいと思う人材」の3つの特徴について書きたいと思います。

この3つの特徴を押さえることで、自身のPR方法などを工夫し、面接官の印象をグッと引き付けてくださいね!

「大学が欲しいと思う人材」の3つの特徴
☑️大学職員は裏方仕事をしっかりこなせるかが基本。でも時には企画立案系の仕事も進んでやって欲しい
☑️主体的な仕事は少ないが、常にアンテナを張って情報収集しているか

☑️マルチタスク能力があるか

 

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大学職員の仕事を理解できる人。裏方としての大学職員


大学職員として必ず持っておいてほしい視点です。

それは、大学職員は、教員や学生の教育活動や研究がより良い環境で行えるための仕事をしている ということ。

言い換えれば、主体性はあくまで教員や学生なので、事務職員は裏方仕事をすることが多いです。

そのため、こうした裏方仕事でも嫌がらずにスマートにこなせる人が大学職員には好まれるのです。

例えば、大学では頻繁に会議が行われます。
教授会や各委員会など、大学職員がその運営に携わりますが、議題を教員と調整したり、資料を準備したりと(こんなにもタブレットなど電子化が進んでいるのに相変わらず本学はまだまだ紙ベースの資料です)、こうした裏方仕事がかなり多いです。

ですので、こうした地道な仕事が得意(問題なくこなせる)ことをPRすると良いと思います。

 

主体的な仕事は少ないが、情報収集が得意な人は好まれる


ここが民間企業と全く異なる視点です。

民間の場合は、自分でプロジェクトを引っ張る人や、相手企業との交渉を率先して行ったりする人が好まれる傾向がありますが、大学職員はそれらの能力をあまり発揮するタイミングが少ないです。

もちろん、こうした主体性も必要になる部署もあることは事実ですが、大学職員として求められているのは、あくまで「教員や学生の活動環境整えたり、支えることができる能力」であり、入職してみた感想としては、担当者自ら発案したりする主体的な仕事が少ない印象を持ちました。

「自分の頑張り(努力)でこの大学を良くしていくんだ!」や、「大型プロジェクトを自分が主体となって進めていくんだ!」などのPRは、もちろん社会人としては非常に重要な能力ですが、大学職員の採用側からすれば「本学に来てもらっても見合うだけの仕事があるかなあ…」と思われては勿体ないです。

むしろ、やる気をアピールするのであれば、積極的な「情報収集能力」は非常に好まれると思います。

大学では、日々新しい技術や知見と向き合っています。

特に知的財産など、事務職員であっても専門的な用語や特徴を理解する必要がある部署もあります。

大学職員の面接を数々受けてみて思ったのは、「大学業界ってどう思う?どんなことを知っている?」といった「ちゃんと業界のこと情報調べてきているか」という知識を問う質問が本当に多かったです。

 

秘書仕事も多い。マルチタスク能力は求められている


大学職員は多種多様な仕事(部署)がありますが、その中でも教員の秘書的な業務も一定数あります。

例えば、現在ぼくが行なっている外部企業や団体との窓口業務では、本学の教員と企業が面談したい時、企業と教員の仲介を行います

・両者のスケジュール調整
・面談場所や時間の設定
・教員側へのリマインド(よく教員が忘れているので…)
・その後のアフターフォロー

など、時には仲介だけではなく会議に同席して調整をするケースもあります。

このような調整業務をいくつかの企業、教員を担当していくので、必然的に複数の案件を同時にさばいていくマルチタスク能力が求められます

実際に聞いたところによると、大学職員の面接でも教員が入るケースもあり、こうした視点からも評価されます。

なお、大学という組織は未だアナログな点も多く、例えばこちらの記事でも書きましたが、教員の交通費や交際費などの申請も職員でチェックしたりします。

細かい仕事ですが、こうした業務は特にマルチタスクにならざるを得ません。

このような能力をアピールできると、大学職員としての適性があると言えます。

 

いかがでしたか。

3つの特徴に当てはまらない方でも、PRのやり方次第、伝え方次第でも面接官の印象は大きく変わってくると思います。あくまでこの記事は参考にしてみてください。

そのためにも、ぼくが活用したような転職エージェントを味方につけて第三者の視点も加えながら転職活動を進められることをオススメします!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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