このサイトでは、ぼくが実際に大学職員への転職にチャレンジした実体験(聞かれたことや選考内容)や友人の選考内容をまとめています。
➡️立命館大学(関西)
➡️同志社大学(関西)
➡️関西大学(関西)
➡️早稲田大学(東京)
➡️東京理科大学(東京)
➡️慶應義塾大学(東京)
➡️明治大学(東京)
➡️青山学院大学(東京)
➡️上智大学(東京)
今回は、関関同立の関西学院大学(関学)についてです。
私の大学時代の友人が転職活動をしていたため、志望動機や自己PRの作成についてかなりガッツリとサポートさせていただきました。
▶︎通過率100%を目指す!志望動機・自己PR作成方法
結果から申しますと、残念ながら2次面接敗退となってしまいましたが、友人曰く色々と収穫できたそうで、他に受けていた大学法人に見事転職を果たしてくれました!
“質問の内容や面接の感触など、関学職員として働くぞ!と頑張っておられる方の参考になれば嬉しいです!(by 友人)”
それではスタートです!
全体スケジュール
Webエントリー
Googleフォームでwebエントリーを実施
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エントリーシート作成・提出
エントリーシートがWebで公開されているのでダウンロードして作成(提出は郵送)
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書類選考
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1次選考(個人面接)
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2次選考(個人面接)
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最終選考(????)
書類選考(エントリーシート)
大学が指定する様式のエントリーシートを作成する。
<内容>
①履歴書
氏名や住所などを記入
②自己紹介書
「ご自身のセールスポイントについて」(700字程度)
「関西学院で取り組んでみたい業務や興味のある業務について」(650字程度)
「関西学院の現状について分析してください」(550字程度)
「関西学院をどのような学院にしたいか、そのために職員としてどのように関わっていきたいか」(550字程度)
「趣味・特技」(250字程度)
③応募希望理由書(以下2つをA41枚の用紙に書く)
「転職理由」(専任事務職員という職業を志望する理由も含めて記入してください)
「関西学院を志望する理由」
④職務経歴書(様式自由・A41枚)
書類は印刷の上で郵送します。確か受付は7月末〜9月上旬まででした。
9月下旬頃に選考結果通知と、適性検査受験の案内(web)が届きます。
1次選考 個人面接
指定された控室には15分前頃到着。
すでに3名の方が控室に待機されていた。(集団面接?GD?と色々そわそわする)
控室に職員はおらず、各自自由に過ごす。
呼び出しする方が来るまでは動けない(いつ来るかわからないので)
ほぼ全員が上着、ネクタイ着用。クールビズ指定がなかったため。上着・ネクタイ着用で受検するのが良いと思われる。
同じ控え室にいた人は全員20代?かな。
指定時間の5分ほど前に職員の方が呼びに来る→名前を確認し、面接室へ移動。
広い会議室が面接会場。部屋に4つのブース(パーテーションなどはなし。よって声を少し大きめに)が作られており、4つに分かれて1対1の個人面接(4人の面接官がいて、指定されたブースに移動する。ブースと言っても机とイスがあるのみ)
面接時間は20分きっちり。面接官も時間を計っている。
<聞かれたこと>
・自己PRを1分で簡潔に。
・(PRに挙げた経験で)一番苦労した経験は?どのように乗り越えたか?
・なぜ今の仕事を辞めてまで学院で働きたいのか?
・学院でのやりたい仕事は?
・大学では様々な組織がある中で、必ずしもそれができない場合は?なぜそれがしたいのか?
・前職の経験でどのような経験、スキルが学院の仕事に活かせるのか?
・仮に今の仕事を続けるとすれば、やりたいことやビジョンは?
・チームとして仕事をする中でやるべきこと大切なことは?
・それはなぜか?これまでの経験があったのか?
・同じ仕事を同じペースでグループの中で進めているとしてあなたならどう仕事を進めるか?
・仕事を進める中で一番重視するポイントは?
・関係者を巻き込んで仕事をする中で一番重視するポイントは何か?
・学院の中でも、改善や改革を行なっていく立場にあるとして一番重視するポイントは?
・大学職員は必ずしもスムーズにいくとは限らない調整業務が多いが、これまでの経験なども踏まえて他者を巻き込む際のポイント、上司に理解してもらうためのポイントは何か?自分ならどう思うか?
・最後に何かあるか(逆質問)
<最後に面接官から事務的な案内>
・合格の場合のみ翌週指定日にメールで連絡する
・二次面接は10月中旬の指定日。日程調整はしないので予定しておくこと。
・あわせて、適性試験の案内も行うのでご対応のこと。
単純計算ですが、
1次面接まででおそらく300人弱が残っている?(テキトーな試算によるのであくまで参考に)
なお、2次試験までに受ける適性検査はこんな感じ。(1次面接までに受けるものも同じようなものです)
2次選考 個人面接
指定された控室には10分前頃到着。
1次同様に控室に職員はおらず、かつ今回は待っている人もいない。
これは個人面接確定だ・・・と思いながら自由に過ごす。
時間になったら職員の方が呼び出しに来る。氏名を確認され、面接室まで案内される。
面接官3対1の個人面接。正確に見てなかったが40分超くらいやっていたと思う。長かった…
<聞かれたこと>
・志望動機を1分で簡潔に。
・そもそも、なぜ転職しようと思ったのか?
・大学から新卒で入った企業はなぜ選んだのか?
・そこから大学職員になりたいのはなぜか?
・なぜ教育分野の仕事がしたいのか?今までと何が違うのか?
・教育であれば教員ではないのか?その理由は?なぜ大学職員か?
・関学で研究支援がしたいのか?研究支援と大学職員ならどちらを一番にとるか?なぜか?
・狭い分野で仕事がしたいのか、広い分野で仕事がしたいのか
・大学職員は直接的な支援ができることは少ないが、どのような業務がしたいのか?
・仕事のやりがいはどんな時に感じるか?
・前職で一番印象に残っている業務は?
・モチベーションの維持のためにどうしているのか?
・今のキャリアを捨ててまで大学職員になりたいのはなぜか?
・同じような業務は他大学でもやっている、他でもできるのではないか?
・建学の精神にどう貢献できると思うか。具体的に言って欲しい。(建学の精神を踏まえてどのように仕事をしていきたいのか?)
・大学職員の仕事のイメージは?
・他に志望する大学は?ここがダメだったらどうするのか?
・いつまでに転職したいなどあるのか、それはなぜか?
・関西学院とのこれまでの関わりは?
※とにかく志望動機とやりたい業務、その裏付けの完成度、やりたい仕事ができなかったときどうするのか の繰り返しだったような気がする。
3名の面接官がいてそれぞれ10分くらい質問が飛んでくる。
とにかく厳しい。しっかり対策をしておかないときちんと答えられない。具体的な話を求められるので深掘りも重要。
自分はやはりここで敗退。。。
採用予定は10名だったので、ここでさらに絞り込んでいる模様です。
最後に
書類選考でうまく結果が出せない方に向けた大学職員志望動機/自己PRマニュアルを書きました。
ノウハウと実際に内定した志望動機/自己PRの原作を5例掲載!
このnoteで重視しているのは、「習うより慣れろ」です。
出来の良い(=内定まで獲得した)志望動機/自己PRのカタチにまず「慣れる」ことができれば、ご自身の経験や得たことなどをあとはアレンジするだけで、かなり質の高い志望動機が出来上がるというものです。
【志望動機編】
【自己PR編】
もうひとつのツールもご紹介します。
大学職員の転職には「転職エージェント」を使うのが最も最短でかつ効率的です。
▶︎転職エージェントをうまく活用しよう
参考に、ぼくが使っていた転職サービスを紹介しておきます。もちろん全て無料です。
*平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談してくれます
*エージェントさんの人柄が良かったです
*リクルート出身のエージェントさんが多く、面接対策はもちろん業界の情報まで本当に何でも相談してました
*第二新卒に強いです。中堅と小規模の大学を紹介してもらえました。
*この画像↑を見つけて思わずクリックしました。色々なサービスを利用しましたがやっぱり「合わない」エージェントさんはいます。
*そんな中でこのサービスはエージェントさんと転職希望者をマッチングしてくれます。自分に合ったエージェントさんを見つけることが最も転職への近道です。
以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
*選考後に思い出して書いている内容のため、正しく書けていない部分もありますのであくまで参考程度にお読みください。
*自分自身の選考とは別に友人のものも掲載しています。
*実際の選考内容と合致しない場合があります。
*現在行われている選考とは異なる場合があります。
*本掲載内容により被った損害について、当方に責任はありません。(あくまで参考に)
*各大学の守秘となる項目や個人が特定できる質問は掲載していません。
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