大学職員の仕事をご紹介していますが、今日はその仕事の「お相手」にスポットを当ててみます。
どんな人と仕事をしているかを知っておくと、大学職員の仕事のイメージがグッと湧くので参考にしてみてください!
企業
大学は様々な民間企業と接点を持っています。産学連携などを進めていく上で、なくてはならないパートナーです。
地域
地元の地域とも連携を持っています。学生の通学での苦情もありますし、地域でのイベントでの学生との交流など。学生主催のイベントに地域の子どもたちを呼んだり。
国(文科省など)
事務的な手続きや提出物など、国から依頼が来て期日までに回答するというケースが多いです。定期的にプロジェクトなどでの視察があり、教員とともに対応します。
自治体
地元自治体とは様々な観点から関わります。例えば大学主催イベントの共催や後援から、大学への運営補助まで、ありとあらゆる分野で一緒に仕事をしています。自治体と人事交流がある大学も多いです。
学生
学生が適切な環境で学習し研究できるかという観点で大学は常に検討をしています。
学生の親・寄付者
学生の親や寄付者への対応は大学の非常に重要なミッションです。親や寄付者向けに、大学での研究や取り組みをPRするセミナー等を開催したりします。
高校
一人でも多くの高校生に受験してもらうために、高校とも連携します。また、指定校の推薦枠などの調整をしたりします。
受験生
受験生確保は大学の喫緊の課題でもあります。オープンキャンパスなどを開催しています。
OB・OG
卒業しても大学との接点を持ってもらいたいので、定期的な卒業生向けのイベント(うちではアカデミックデイという。卒業生に大学に帰ってきてもらう)を開催しています。
教員(教授等)
教育機関ですので、教員とは切っても切れない関係です。
他大学
意外にも(?)他大学との連携は多いと思います。部署によりますが、他大学とも情報交換や連携会議を行ったりしています。
いかがでしたか。
10を超えるステークホルダーがいるのは、大学職員がいかに多種多様な仕事をしていることがお分かりいただけたかと思います。
金沢大学が「ステークホルダー協議会」を設立し、資料も公開しています。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/university/administration/conference/stakeholder
非常に参考になります。