大学職員の面接でも良く聞かれる質問の一つ「大学業界ネタ」
正直、面接対策で一番手が回らないテーマだと思います。
また、どこまで何を調べておくべきか、答えがないので厄介です。
ぼくも実際、業界ネタの準備は時間がなく正直あまり準備できていませんでした…
業界ネタについては、こちらの記事でも書かせていただきましたが、「大学時報」という日本私立大学連盟発行の情報誌(ネットで無料で閲覧可能)がかなり参考になります。
この情報誌を何となく見ておくだけでも、相当な業界研究になるかと思います。
このブログでは、そんな忙しい皆さんのために、「大学職員になるために知っておいた方が良い(面接に使える)テーマ」を中心にぼくなりの観点でレビューしています。
もちろん、ご自身で大学時報を一読されるもの良し、このブログで概要だけ掴んでおくのも良しです。
全文をご覧になる方はこちらから。
時代状況急変に対処すべき私立大学
<福岡女学院大学 阿久戸 学長>
これからの時代変化に私立大学がどう立ち向かっていくかを学長自ら思いを述べられています。
他の私立大学でも同様の意識が必要ですし、現役の大学職員にも非常に参考になる話です。
内容についてみていきます。
教職員は、目の前の学生の多様な個性を尊重し、他者感覚を持って接するべきだと述べた上で、
私立大学におけるキャンパスのあり方
特色あるキャンパス運営をしている「上智大学」「立教大学」「慶應義塾大学」「関西大学」の関係者がディスカッションをしています。
これからのキャンパスデザインに必要なこととして、
⑴ 地域との関わり ⑵ 学修環境 ⑶ 産学連携・オープンイノベーション ⑷ グローバル化 ⑸ サスティナビリティ があがっていますが
このうち、地域との関わりについては、OB・OGも含めて、卒業生や関係者が気軽に大学に来て、打ち合わせやイベントを行ったりする「場の提供」を積極的に展開する必要があると述べられています。
例えば、ラウンジをキャンパス内に整備する大学(慶應大学、上智大学など)や、壁や塀がない大学(明治大学)など様々な取り組みがある中で、大学職員がそれらの状況をしっかり分析し、教員とタッグを組んで進めていく必要があります。
また、産学連携については、企業誘致のような他の地域とパイを奪い合うのではなく、大学の存在意義として「新たな産業を興す」ことが必要だと述べられています。
そのため、産学連携は地元との「ファンサービス」ではなく、新しい産業をゼロから地域とともに興していく必要があります。そのような観点で大学職員は連携支援の業務を担う必要があります。
「大学職員になったら自分ならどうするか?」という観点で読んでみると、本当に色々な気づきや学びがあると思います。
参考になれば嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございました。
いつも有益な情報を発信いただきありがとうございます。
私は関西在住の27歳既卒(男)で私大職員への転職活動を昨年度よりおこなっています。
関西大学への記事を読ませていただき、先日パソナのエージェントサービスに登録しましたが、関西大学の非公開求人は紹介していただけませんでした。
タイミングや自身のスペックの問題で紹介いただけなかったのか、管理人様が紹介された時はリクルートやdodaのエージェント経由だったのでしょうか?
差し支えなければ教えていただけると幸いです。
いつもご覧頂きありがとうございます。コメントありがとうございます。関西大学については、他の方からもご質問を頂いております。ぼくはパソナから直接の紹介でした。ぼく自身スペックが高いなんて事はないので、おそらくですがタイミングの問題もあろうかと存じます。ご存知の通り、関西圏の大学の選考が4月頃より本格的にスタートしていますので、ぼくの場合は確かそれより少し前に話が来たと思います。ご期待に添える回答になっておりますでしょうか。ご不明な点ありましたら遠慮なく問い合わせメールなどでもお受けしています。