[更新日:2019年9月27日]
こんばんは。
30歳で私大職員に転職したkenseeです。
このブログでは、私大職員への転職を考えている方に向けた「転職のノウハウ」や「転職までの準備」などについて、ぼくの実体験をありのままに書いています。
「大学職員の給料」について、転職をお考えの方は特に興味があると思いますので、少しこの記事で分析してみました。
「大学職員は楽で高給」とか、「平社員でも年収1,000万円」とか出所不明なブログ情報も飛び交っていることも事実ですよね。
大学職員といっても、国立大学/公立大学/私立大学の3種類ありますが一般的に給料が高いと言われるのは私立大学職員です。
そこで、私立大学職員の給料について、公式情報をもとに分析をしてみましたので大学職員の給料に興味のある方はぜひご覧ください!
なお、ブログで今月の給料とかボーナスの額などを掲載している人もいますが、あれを信じるくらいなら年収口コミサイトキャリコネをオススメします。
キャリコネは「大学職員の年収とか残業時間とか働いている人のナマ情報が欲しい」という方に向けたサイトです。
▶︎実際に登録して使ってみました
早稲田大学、慶應大学、同志社大学など大手大学も多数掲載されており、大学職員の年収、残業時間だけでなく、面接で聞かれたことなどとても貴重な「ナマ情報」が掲載されています。
大学職員の初任給は?
ネットなどでは私立大学職員の年収ランキングなんてものもありますが、あくまで「モデル給与」を参考にしたり、組合事業団の試算による情報が多いと思われます。
(※モデル給与は、◯歳で子どもが◯人、扶養が◯人と仮定した場合の参考給与です。)
残業手当や諸手当を含めるか含めないかでも大きく異なってきますので、正確な年収ランキングなどは作成できないはずです。
正確な職員の平均年収は、その大学の人事部でないとわからないですし、その情報は外部には公表されません。
まあそうは言っても、転職する前には、ご自身の志望されている大学の年収が高いのか低いのか、知っておきたいですよね。
先ほどご紹介したキャリコネで年収比較するのがわかりやすいですが、その他の方法として、職員採用ページにある「初任給」を見て他大学と比較することです。
一番ベースとなる給与ですし、本当に大学によって初任給は異なります。
もちろん初任給が高ければ、その後も順調に伸びていくケースが多いです。
いくつか有名大学の例を抜粋してみました。
大学名 | 初任給 | 実績 | その他 |
慶應義塾大学 | 21万5000円 |
25歳/23万2400円 |
ボーナス6.4ヶ月程度 |
早稲田大学 | 22万3420円 | ー | 住宅手当を含む |
立命館大学 | 21万1500円 | 25歳/25万0000円 30歳/33万0000円 |
年収例 |
関西学院大学 | 20万400円 | ー | ー |
公務員と比較すると、東京都18万2700円、大阪府18万800円なので、待遇の良さは公務員以上ですね。
モデル給与で比較する
希望する大学の公募が出たら、職員募集要項を読み込みましょう。
例えば、関西にある「阪南大学」の例です。
モデル給与ですが、職員募集要項には給与や賞与が書き込まれているのでしっかり調べておきましょう。参考になりますよ。
ちなみに、同じく阪南大学の場合は年収のモデルも示してあります。
35歳の係長で年収840万、45歳の課長で年収1081万円となっています。
どうでしょうか?なかなか高待遇な気がしますね。
給与の高さと仕事のバランスは?
いくら給料が良くても、「貰える給料以上に仕事が辛い・・・」ということであれば、転職するメリットもあまりないように思います。
大学職員は、時期と部署により残業もしっかりあるものの、「子育て」しやすさはどんな仕事よりも環境が整っていると言えますし、福利厚生もしっかりありますので、「給料と仕事のバランス」が良いと言えると思います。
そのあたりの大学職員の実態はキャリコネをチェックしてみることをオススメします。
あと、以外に注意すべきは「私立大学は土曜日勤務がある」ということでしょうか。
上記の阪南大学では「休日・休暇」に「土日交代休暇」というものがありますよね。
「土曜日は半日(午前中のみ)勤務し、交代で隔週で休暇になる」という大学はわりと多いです。
また、祝日も大学があるので出勤する場合もあります。
こうしたところもあるので、給料が高めなのかも知れませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
いつも勉強になります。
生々しい話ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
必ずしも大学職員がいい事尽くしの職業ではない(もちろん良いことも多いですが)所を実態に即したホンネを発信できればと思っています!