こんばんは。
今日は大学職員の「福利厚生」を公開します。
一般的には各大学のホームページなどでも公開されている場合が多いですので、気になった方は、ご希望の大学のホームページも見てください!
あくまでこれはぼくの所属する大学の福利厚生ですが、一般的な内容だと思いますので、大学職員への転職・就職をお考えの方はぜひ参考にしてみてください!
※通常の有給(1年間で20日間程度、夏休み)や住居手当など基本的な手当は当たり前にありますのでここでは除きます)
WOrK LIFE BALANCE
やはり今の時代は、何といっても「仕事内容」よりは「働き方」を重要視する方が多いでしょう。
働きながら、出産・育児・介護をサポートしてくれる制度があるかどうかで、その大学の「職員への配慮」がしっかり見えてきます。
転職の大学を選ぶ際は、給与だけでなく、サポート制度の有無・内容についてもしっかり見てほしいと思います!
⭐️妊婦の方への制度
- 妊婦の通勤緩和
これはおそらくどの大学にもあると思います。妊娠されている女性職員の方が、通勤時間をずらして(さらに勤務時間も減少で)勤務することができます。例えば、9時〜17時までの通常勤務を、10時〜16時などいわゆる「通勤ラッシュ」の時間帯を避けることができます。本学は1日1時間以内で取得できます。
- 産前・産後休暇
産前56日(8週間)以内、産後46日(8週間)の特別有給休暇(通常通り給与が支給される)です。これも一般的です。ただ、8週で職場復帰する方は見たことがないですね(笑)通常は、下記の「育児休業」とセットで1年〜3年はお休みされます。
- 配偶者出産休暇
妊婦ではなく、その配偶者(つまり夫)が、妻の出産に伴う入院や退院後の赤ちゃんのお世話、出産手続き等をするための休暇制度です。本学は5日間取得できます。出産手続きはなかなかタイヘンで・・・職場への報告や給付金の申請などもあるので、とにかく手続きに時間がかかります。
⭐️夫婦のための育児制度
- 育児休業
男女関わらず、赤ちゃんの養育のために取ることができます。ただし、「休業」になるため無給になります。大学によって「〜歳まで」と定めているのがバラバラです。(3歳までが多いかな?)
ちなみに、最近は待機児童の問題もあり、この辺りは柔軟に対応するケースが増えているようです。また、育休を男性が1ヶ月〜3ヶ月くらい取得するケースも増えてきています。
- 育児時間
上の「育児休業」とかなりカブってますが、こちらは育児のための「時短勤務」になります。例えば、保育園の送迎に朝時間がない!という方は、この制度を利用し、9時出勤を10時出勤に変更できたりします。こちらも1日で取得できる最大時間が決まっているので、その範囲内であれば、午前or夕方でそれぞれ分けて取ることもできます。(夕方は保育園のお迎えがあるので・・・)こちらは特別休暇になりますので、給与の減額はありません。ただし、1歳までなど幼少期のみ活用できます。
- 育児のための時短勤務・時差勤務
こちらも上の育児時間とややカブります。「育児時間」は「幼少期」であり、育児時短勤務は「中学校就学までの子」の養育を目的に、時短勤務や時差勤務ができます。時短勤務は給与が減額されます。時差勤務はいわゆるフレックスタイムといって、働く時間は変わりませんが、9時〜17時を10時〜18時などに変更できるものです。
- 子供の看病のための休暇
子供の病気や、健康診断、予防接種など看病を理由に休暇を取得することができます。大学により取得できる日数が異なります。(本学は1年で7日)
⭐️ユニークな育児制度
- 授業参観休暇
その名のとおり(笑)授業参観や家庭訪問、入学式など学校行事のために休暇を取得できます。
- ベビーシッター利用補助
どうしても家庭で保育ができない場合に使えます。ベビーシッターや一時預かり保育などの費用を補填してくれます。
⭐️その他
- えらべるクラブの会員権
個人的にはとっても重宝しています。例えば、映画が通常大人料金でみると2000円近くしますが、この「えらべる倶楽部」の福利厚生が使えるおかげで、700円で観る事ができます!
また、定期的に新鮮無農薬野菜が送られてくるサービスもあり、とってもありがたいです!
まとめ
大学が突出して大手企業と比べて福利厚生が良いという訳ではありませんが、基本的な福利厚生はきちんと整っている(高い水準)だと思います。
うちの大学の方がもっといいぞ!という方は教えてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!