この記事では、ぼくが実際に大学職員への転職にチャレンジした実体験(聞かれたことや選考内容)や友人の選考内容をまとめています。
➡️関西大学(関西)
➡️同志社大学(関西)
➡️東京理科大学(東京)
➡️慶應義塾大学(東京)
➡️早稲田大学(東京)
➡️明治大学(東京)
➡️青山学院大学(東京)
➡️上智大学(東京)
今回は、関関同立の立命館大学の選考内容です。
▶︎通過率100%を目指す!志望動機・自己PR作成方法
全体スケジュール
<エントリー>2018年度
①2018年3月5日~3月19日
②2018年4月2日~4月16日
いわゆるエントリーシートの提出です。
立命館は全てネットで手続きが可能です。書類提出も全てWEB上で手続きします。
<書類選考>
選考結果発表 4月27日
※リクナビでの連絡
<先輩職員との座談会>
5月18日・19日 (どちらか)
※選考ではないですが、書類審査通過の受験生を対象に、先輩職員との座談会が実施されました。
<1次選考>
6月9日・10日
※個人面接と筆記試験
<2次選考>
6月16日・17日
※グループディスカッション
<3次選考>
6月23日・24日
※個人面接
<最終選考>
6月29日
※役員面談(形式的)
選考内容 書類選考
書く内容がかなり多く、心が折れそうになります…
- 在学中の経験におけるクラブサークルでの活動内容(250字)
- 趣味その他特記すべき事項(250字)
- これまでの活動経緯について
①大学における学業に関して、最も印象に残っているエピソードについて、困難や障害を乗り越えた過程など、ご自身の活動がわかるようその内容を記載してください。(500字)
②大学生活以降の学業以外の活動に関して、最も印象に残っているエピソードについて、困難や障害を乗り越えた過程など、ご自身の活動がわかるようその内容を記載してください。(500字)
- 志望理由について
①学校法人立命館の事務職員を志望する理由(なぜ学校事務か、なぜ立命館か)を、その理由の元になった原体験(どのような機会、きっかけ)とともに具体的に記入してください。(500字)
② 自身が考える将来の理想の教育機関・教育業界の姿とその理由、およびそれを踏まえ、自身が立命館の事務職員としてどのように活躍し、何を成し遂げたいか。(500字)
- ご自身について
①自己PR自由記入欄(250字)
②仕事や職業を通じて将来こうなりたいという職業観について。(250字)
- (既卒の方)職務経歴書としてワードファイル1枚くらいの分量で、どのような仕事に携わったか、部署等を含めて記載する必要があります。
※住所・氏名・出身大学等の基本的事項を書く欄もありますが、省略しています。
【8割の人が書類選考で脱落します。書類選考をまず突破するためのバイブル】
プレ選考 先輩職員と座談会
書類選考での対象者数等の発表はありませんが、おそらく200名前後が書類選考を通過するという情報がありました。
2018年は、「先輩職員との座談会」というものが開催されました。
これは選考とは関係ないということでしたが、ほぼ全員が参加していたと思います。
京都(二条キャンパス)と大阪(茨木キャンパス)で開催されるので、どちらかに参加します。
<内容>
⑴先輩職員から仕事内容の紹介
5、6名の先輩職員(部署もバラバラ)から、現在の仕事内容や、立命館職員として得たことなどを10分程度聞き、それに対して受験生と質疑応答をします。
部屋がいくつかに分かれており、参加者は聞きたい職員のところへ行って話を聞くという流れです。
質疑や発言をする際は、氏名と出身大学を名乗るよう指示があり、人事課の方がメモを取っておられます。(こういう意味でも選考では・・・?)
⑵人事課職員とのなんでも相談会
こっちの方が、このイベントのメリットにも思えますが、人事課の職員の方と直接、選考内容や気になることについての質問会が⑴と並行して開かれています。
ここでは、既卒の方は多いか?であったり、出身大学は立命館の方が多いのか?といったように、皆が気軽に質問していました。もちろんここも発言をする際は、氏名と大学を名乗ります。
というような感じです。
時間は夕方の17時半から19時くらいでした。
選考内容 1次選考(面接+筆記)
圧迫ということもあるみたいですが、ぼくは終始穏やかでした。
面接官は2名体制でした。
<面接内容>
・志望動機を簡潔に
・なぜ立命館なのか
・立命館ではどのような仕事がしたいのか
・これまで(前職で)どのようなことをしてきたのか
・そこでは何を学んだのか
・立命館の教育環境についてどう思うか
・立命館と他大学の違い、弱みをどう克服すべきか
・文系と理系の融合をどう思うか
20分くらいの面接でした。
これまで取り組んだことなどを深く聞いてくる感じの質問が多かったです。
<筆記試験>
SPIのような計算系や論理問題などは一切出題されず、
クレペリン検査のような、いかに効率的に時間内でやり遂げられるかという課題が5つほどありました。
- 7分間で「私の頭痛は―」「私の悩みは―」「私が許せないのは―」などにつづく言葉 を書く。かなりの量を書くので考える時間はあまりない。
- 漢字の羅列を、空欄に同じように転写して書いていくもの。これも時間がない
- 間違い探し。間違っている箇所を指摘する。
- 作文(テーマ;大学が直面する課題とこれからについて)A3くらいの分量を30分程度で書けと言われる。
面接と筆記試験は、予約で時間を選べるので、どちらを先に受けても良いと思います。
合否は3、4日後にリクナビのメールで連絡がきます。
選考内容 グループディスカッション
受験生5人に対して、職員(面接官)4名です。
二次選考がグループディスカッションであることは、事前に伝えられます。
内容は「大学生が起こした不祥事について、その原因と学生を行動に至らせた原因を明らかにし、未然に防ぐための対策を考えなさい。」だったと思います。
考える時間は5分、ディスカッション自体は20分間でした。
リーダーとタイムキーパーと書記は最初に決めることになっていました。
とにかく、練習をしてきていない慣れていない人がリーダーなどの役につかないように注意した方がいいと思います。
こちらも合否は3、4日後にリクナビのメールで連絡がきます。
選考内容 3次選考
最後の難関です。ここをクリアすれば内定ですので頑張ってください!
受験生1名に対して、面接官は、部長、課長クラスが6〜7人出てきます。
<内容>
・基本的な質問や志望動機から入る点は1次面接と同じ。
・立命館アジア太平洋大学と立命館大学をどう共存させ、発展させるか
・大学全体として財政が厳しくなっているが、どのように考えるか、対策は
・私学助成減額の流れがある中で、どのように大学を発展させるか
など、よりマクロな視点で立命館について考えられているかが問われます。
私は既卒でしたので、
・これまでどのような仕事をして何を学んだのか
・それをどのような仕事で、立命館に活かせるのか
を事細かく、かなり突っ込んで聞かれました。
これまで立命館と一緒に仕事をしたことはあるか?という質問もありました。
また、やりたい仕事を明確にさせておく必要はあります。
大学では多様な仕事があるので、3つくらいはやりたい仕事を考えておいたほうがいいです。
通過すれば電話で連絡があります。
最終選考 役員面談
ここまでくれば安心ですが、気を抜かず行きましょう。
受験生10名くらい(内定者)と、役員の方々で面談があります。
面接というよりは、役員の方に向けて自身の抱負を述べるというような感じです。
終了後に、内定通知や書類が届きます。
内定に向けて
- 立命館大学出身者が多い
外部の方にとっては嬉しくないですね。やはり自身の出身者の面倒は見るという感じなのでしょうか。
-
既卒の内定者も多い
即戦力を求める風潮らしく、既卒の割合が多いです。同志社大学はほとんど既卒を取らないそうなので、この点は違いがありますね。
- 立命館ブランドに忠誠を誓えるか
話が変わります。名門私立に言えることだと思いますが、その大学のブランドは何が何でもけなしてはなりません。ブランド力向上などは不要!というのがこれらの大学に言えることです。学生や受験生集めで苦労する理由もこの辺にあるのですが、ここは執行部は譲りません。
- 新しいことにチャレンジし続けられる
立命館は、良くも悪くも常に「変革」を求めて新しいことにチャレンジし続けています。これは裏を返せば、企画立案や内部調整、その他色々な労力が必要になり、職員にとってはかなりの負担になります。こうしたことにもやりがいを持てるかどうかだと思います。
参考に、ぼくが使っていた転職サービスを紹介しておきます。もちろん全て無料です。
*平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談してくれます
*エージェントさんの人柄が良かったです
*リクルート出身のエージェントさんが多く、面接対策はもちろん業界の情報まで本当に何でも相談してました
*第二新卒に強いです。中堅と小規模の大学を紹介してもらえました。
*この画像↑を見つけて思わずクリックしました。色々なサービスを利用しましたがやっぱり「合わない」エージェントさんはいます。
*そんな中でこのサービスはエージェントさんと転職希望者をマッチングしてくれます。自分に合ったエージェントさんを見つけることが最も転職への近道です。
以上、参考になれば幸いです!!
みなさんの就活がうまくいきますように!!
*選考後に思い出して書いている内容のため、正しく書けていない部分もありますのであくまで参考程度にお読みください。
*自分自身の選考とは別に友人のものも掲載しています。
*実際の選考内容と合致しない場合があります。
*現在行われている選考とは異なる場合があります。
*本掲載内容により被った損害について、当方に責任はありません。(あくまで参考に)
*各大学の守秘となる項目や個人が特定できる質問は掲載していません。
*ご意見がございましたら運営者までお問い合わせください。