こんばんは。
30歳で私大職員に転職したkenseeです。
このブログでは、ぼくが実際に大学職員への転職にチャレンジした実体験(聞かれたことや選考内容)や友人の選考内容をまとめています。
➡️立命館大学(関西)
➡️同志社大学(関西)
➡️関西大学(関西)
➡️東京理科大学(東京)
➡早稲田大学(東京)
➡️明治大学(東京)
➡️青山学院大学(東京)
➡️上智大学(東京)
今回は、私立大学トップ「慶応義塾大学」大学職員に転職するために、準備しておくべきことや選考内容について書きたいと思います。
<情報>(2018年10月募集)
2019年4月入職の既卒者募集がありました!
・2018年度学校法人慶應義塾の嘱託職員 期間満了退職者・退職予定者が対象
・退職時における慶應への在籍期間が、原則として3年6ヶ月以上の方
・2019年4月1日採用
・(内容)
SPI受検➡1次(書類・SPI)➡2次(面接)➡3次(最終面接)➡内々定
慶應職員として3年半以上という縛りがありますが、嘱託職員にも正社員への道が開ける素晴らしい募集…さすがは慶応!
では、本題に移りたいと思います。
▶︎通過率100%を目指す!志望動機・自己PR作成方法
全体スケジュール
エントリー
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1次選考(書類選考)
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2次選考(面接)
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3次選考(面接・適性検査・作文)
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4次選考(最終面接)
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内々定
特に珍しい点は、大学の履修履歴を大学成績センターWebサイトから登録・送信するシステムになっています。選考結果、選考スケジュール等は全てWebエントリーシステム内のマイページに通知がきます。
1次選考 書類審査
提出する書類は次の5点です。
①基本情報(写真含む)
②履歴書志望理由等(所定書式・A4版1枚)
③履歴書補足事項(所定書式・A4版1枚)
④課題レポート(A4版1枚)
⑤履修履歴(大学成績センターWebサイトから登録・送信)
①は住所や出身大学等の情報を書くもの(履歴書)、②は志望動機をA41枚で、③は学外活動や前職での経験を書くもの、④はいわゆる自己PRをA41枚で、⑤はシステムでの大学履修履歴を送信。書類提出はすべてwebシステムで完結します。郵送はナシです。
【8割の人が書類選考で脱落します。書類選考をまず突破するためのバイブル】
2次選考 面接
面接官2人 対 受験者1人 の個人面接
書類選考で提出した履歴書や課題などについて質問がありました。
面接は終始穏やかでオーソドックスな形式です。
<内容>
・自己紹介(自己PRを含む)について3分で。
・自分の強みを最も端的に表している出来事は?
・なぜ慶応義塾の職員になりたいのか。
・前職での経験について。
・大学では前職の経験がどんな業務に活かせると思うか。
・一番感動したと思うこと、体験は。
・その経験が自分の人生にどんな影響があったか。
3次選考 面接・適性検査・作文
【面接】
面接官5人 対 受験者1人 の個人面接
<内容>
・自己紹介を1分で。
・大学職員に転職を志すことを決めたきっかけは。
(上記質問に関して)それはなぜか?周囲の反応は?など深く聞かれる
・大学職員には何が重要だと考えるか。
・前職での経験、得たことは。
・希望の部署やキャンパスは。
・なぜその業務をしたいと考えるのか。
・大学業界について、幼児~大学までの初等~高等教育の一貫教育についてどう考えるか。
・大学の動向や関係するニュースなど、気になるものはあるか。
・最後に言いたいことがあれば。
正直あまり盛り上がらず…イマイチな印象を受けた記憶があります。
自分にとっても初めての大学職員の面接だったこともあり、伝えたいことがうまく伝わらなかったなあと思います。
【適性検査・作文】
公務員試験のような筆記試験(SPIのようなもの・確かクレペリンもあった)でした。
問題としてはそこまで難しいとは感じませんでしたが、解き方を忘れていたせいか、時間が足りなかったです。
改めて筆記試験のための勉強は、転職される方のほとんどが仕事を続けながらの準備で勉強なんてやっている時間はない!と思いますが、できればSPIなどの適性検査の問題集でよく出題されるものに限って少しやっておくくらいの準備があれば完璧だと思います。
ぼくはそれをする時間がなかったです…
作文は、「慶応義塾で実現したいこと」がテーマだったと思います。
これはおそらく志望動機や自己PRなどとリンクさせていくのが良いかと思います。
じっくり考えている時間はありませんでしたが、「なぜ慶応義塾か」「なぜそれを実現したいのか」ということに焦点を当てて、論点がバラバラにならないように気を付けながら書きました。
ぼくは残念ながらここで敗退となってしまいました。
大学職員の転職は甘くないなあ…と痛感したのを覚えています。
ここまで自分ひとりで、特に何も対策という準備をせずにただ選考を受けただけで、もっと事前に大学職員について調べたり、自己PRなど作りこんだり、面接の練習をしたりする必要があると自分自身の経験として痛感しました。
そこで、自分ひとりでは無理だなと思い「転職エージェント」を活用してみることにしたのですが、これが転職人生の転機でした!
面接指導や、志望動機の添削など、第三者目線でのチェックはどうしても一人ではできないですが、転職エージェント活用は、転職活動に必要な様々な情報や求人情報が手に入りました。
しかも無料です(笑)
➡エージェントを活用したメリットはこちら
➡エージェントからの非公開求人はこんな感じです
エージェント利用に関しては、「大学法人の求人を紹介してくれない」など様々な意見も多く聞きます。
サービス提供のエージェントをしっかり選ばなかったり(大学職員の場合は大手だから良いという訳でもなさそう)、こちら転職者の希望を的確に伝えないとミスマッチが起こっているようですので、お気を付けください!
参考に、ぼくが使っていた転職サービスを紹介しておきます。もちろん全て無料です。
*平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談してくれます
*エージェントさんの人柄が良かったです
*リクルート出身のエージェントさんが多く、面接対策はもちろん業界の情報まで本当に何でも相談してました
*第二新卒に強いです。中堅と小規模の大学を紹介してもらえました。
*この画像↑を見つけて思わずクリックしました。色々なサービスを利用しましたがやっぱり「合わない」エージェントさんはいます。
*そんな中でこのサービスはエージェントさんと転職希望者をマッチングしてくれます。自分に合ったエージェントさんを見つけることが最も転職への近道です。
それぞれに強みがあり、「大学法人の求人」に関しては色々なサイトでもこの4つは紹介されているみたいですね。
4次選考 最終面接
話がそれてしまいました。すいません。
3次選考の待合で一緒になった方(同じ既卒)から頂いた最終面接の情報です。(その方は見事採用されたとのこと!おめでとうございます!)
面接官4人 対 受験者1人 の個人面接
部長など役員クラスの形式的なもの。ほぼ通過者全員が内定を受けるので、実際は3次選考で決まっている。
終始穏やかで、役員に対しての意思表明のようなもの。
質問内容もオーソドックス。
<内容>
・自己紹介を1分でどうぞ。
・志望動機を1分でどうぞ。
・慶応義塾の職員になって、慶応義塾をどうしていきたいと考えるか。
・前職での経験を、どう大学職員の仕事に活かせると思うか。
・困難な仕事にぶつかった時、どうやって乗り越えていくか。
聞いた話ですが、提出書類(履歴書、レポート、作文など)や面接では「貴学」ではなく、「貴塾」といったほうが印象がいいみたいです。
日本の私立大学トップを走る「慶応義塾」の大学職員になって、仕事もプライベートも謳歌しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
*選考後に思い出して書いている内容のため、正しく書けていない部分もありますのであくまで参考程度にお読みください。
*自分自身の選考とは別に友人のものも掲載しています。
*実際の選考内容と合致しない場合があります。
*現在行われている選考とは異なる場合があります。
*本掲載内容により被った損害について、当方に責任はありません。(あくまで参考に)
*各大学の守秘となる項目や個人が特定できる質問は掲載していません。
*ご意見がございましたら運営者までお問い合わせください。