このサイトでは、ぼくが実際に大学職員への転職にチャレンジした実体験(聞かれたことや選考内容)や友人の選考内容をまとめています。
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今回は、国立大学法人への転職サポートを行いましたので、その体験記録を寄稿していただきました!(今回は京都大学の事例です)
国立大学法人は私立大学とはまた違った採用試験です。
主に、「統一試験」と「独自試験」があります。
統一試験はいわゆる公務員試験のようなもので筆記試験+面接です。
独自試験は各大学が独自に採用する枠です。転職者など社会人経験がある方は基本的にこちらでの採用になります。
(京都大学職員採用HPより)
国立大学にしようか、私立大学にしようか、まだまだ迷い中の方はこちらのページもご参照くださいね。
▶︎通過率100%を目指す!志望動機・自己PR作成方法
最近「国立大学法人への転職を目指しているんですが」というご相談も多く、国立大学を目指す方のご参考になればと思います!
あるいは私立大学を目指されている方も、国立と私立の違いってどんなところにあるのだろうという観点で見ていただいても面白いと思います。
それではスタートです!
全体スケジュール
Webエントリー
大手転職サイトでwebエントリーを実施
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エントリーシート作成・提出
エントリーシートがWebで公開されているのでダウンロードして作成
(提出は郵送。一部手書きのものがある)
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書類選考
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1次選考(集団面接※R3年はWEB)
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2次選考(個人面接※人事課長ほか)
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最終選考(役職面接)
【参考】エントリー期間中にWEB業務説明会があります。エントリーした人を対象にYouTubeでも後日配信されていたので見ていました。簡単にキーワードなどをメモしていたので参考までに。
書類選考(エントリーシート)
大学が指定する様式のエントリーシートを作成する。
<内容>
①履歴事項
氏名や住所などを記入
②エントリーシート
「あなたが大学職員を志望した理由は何ですか。京都大学を選んだ理由も含めて記述してください」(10行)
「あなたが京都大学で成し遂げたいことは何ですか」(10行)
「あなたを表すレーダーチャートを作成し、その理由をエピソードや経験を踏まえて自由に表現してください」(これだけA41枚)
③小論文(A41枚の用紙に書く。800字以内。手書き)
「産官学連携の必要性について、あなたの考えを述べてください。」
書類は印刷の上で郵送します。確か受付は4月上旬〜4月下旬まででした。
5月中旬頃に選考結果通知と、1次面接(web)の予定調整メールが届きます。
今年はコロナでweb面接だったこともあり、事前の接続テストが行われました。
1次面接は5月末でした。
1次選考 集団面接(WEB)
自分を含めて4人。面接官は3人。順番に質問される。
ZOOMアプリを利用し、あらかじめ指定されたURLからログインして入室。5分前に入室しておくように指示がある。web面接であるが全員リクルートスーツ。
この時点で面接を受けているということは、全員前職ありの経験者採用。(新卒は6月から面接解禁のため)
面接時間は20分。
集団面接ということもあり、ほぼネガティブチェックで終わった。
<聞かれたこと>
・今までの経験で難しかったこと。それをどのように乗り越えたか。
(深堀りもあまりなく)
・エントリーシートからいくつか質問。大学職員と関わったことがあるか?どのような仕事をしていたか?
以上です(笑)
あっけなく終わってしまい、これで落ちていたらショックだなと思いつつ、無事に二次面接の案内と日程がその日のうちに電話でありました。
2次選考 個人面接
指定された控室には10分前頃到着。
京大の時計台の中だったため、初めて入ったなと感動してウロウロしていました笑
控室に入ると職員の方が3名ほどおられました。確かWEBの説明会でもお見かけした人事課の方だったと思います。
他に誰も待っていないので個人面接だ・・・と思いながら自由に過ごす。
(緊張をほぐそうとしてか人事の方が会話を振ってくれた)
時間になったら前に面接を受けている方が退室し、「どうぞ」と面接室へ促される。
氏名を確認され、面接室まで案内される。
面接官3対1の個人面接。正確に見てなかったが前の方が少し押していたので20分くらいだったと思います。
<聞かれたこと>
・志望動機を1分で簡潔に。
・そもそも、なぜ転職しようと思ったのか?
・なぜ大学職員か?きっかけは何か?
・教職員とこれまでの関わりは?
・今の仕事はチームで仕事をすることが多いか?心掛けていることは何か?
・京都大学の職員としてやり遂げたいことは何か?
・10年後、20年後社会はどう変わっていると思うか?
・それはなぜか?
・転職するに際して、家族や周りの方々は納得されているのか?
・転職希望時期について、入職を早めることは可能か?
・これまでの仕事でストレスがかかったと思う仕事は?
・どのように乗り越えたのか?
・ストレスをどのように発散させるのか?
・他大学の選考状況は?
・もし他大学の選考が進めばどうするのか?
・他に言い残しておくことはないか?
※志望動機とやりたい業務、その裏付けの確認が多かった。
※私はやりたい仕事で「産学連携」を挙げていたが、従事できるのは職員の中でも一握りで他の仕事をすることが圧倒的に可能性として高い。その中でできなかったときどうするのか の繰り返しだった。
3名の面接官がいてそれぞれ順番に質問が飛んでくる。
中央におられたのは、webの業務説明会でも説明しておられた人事課長の方だった。
周りにおられたのはおそらく課長補佐?
最終選考は私の場合、他大学(私立大学)の最終選考と重なってしまい、そちらを優先することになったため受検できませんでした。
(日程の変更をお願いしてみましたが、やはり難しいとのことだった)
最後に
書類選考でうまく結果が出せない方に向けた大学職員志望動機/自己PRマニュアルを書きました。
ノウハウと実際に内定した志望動機/自己PRの原作を8例掲載!
このnoteで重視しているのは、「習うより慣れろ」です。
出来の良い(=内定まで獲得した)志望動機/自己PRのカタチにまず「慣れる」ことができれば、ご自身の経験や得たことなどをあとはアレンジするだけで、かなり質の高い志望動機が出来上がるというものです。
もうひとつのツールもご紹介します。
大学職員の転職には「転職エージェント」を使うのが最も最短でかつ効率的です。
▶︎転職エージェントをうまく活用しよう
参考に、ぼくが使っていた転職サービスを紹介しておきます。もちろん全て無料です。
⭐️パソナ
*平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談してくれます
*エージェントさんの人柄が良かったです
*模擬面接で利用させてもらいました
以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
*選考後に思い出して書いている内容のため、正しく書けていない部分もありますのであくまで参考程度にお読みください。
*自分自身の選考とは別に友人のものも掲載しています。
*実際の選考内容と合致しない場合があります。
*現在行われている選考とは異なる場合があります。
*本掲載内容により被った損害について、当方に責任はありません。(あくまで参考に)
*各大学の守秘となる項目や個人が特定できる質問は掲載していません。
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